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「じゃあ、小泉!このページで疑問に思ったとこ答えて」
浮かれていた私に喝をいれるかのようなタイミングで中間先生にあてられてしまった。
「はっ、はい!えーっと、えー・・・」
あ、やばい、どうしよう。
あたると思ってなかった。
全然なんにも思い浮かばない。
「ん?先週課題で出したとこやで?」
中間先生に答えを急かされる。
声色に苛立ちが混ざっていて怖い。
はやく答えなきゃって思うのに、
焦るから全然思いつかない!!!
沈黙が流れる教室。
はやくチャイム鳴ってくれ〜と
思考が現実逃避し始めた時、
「ここ、答えたらええよ」
テキストに、すっと指が伸びてくる。
「あ、うん」
教えてくれた箇所を答えるとまた授業が再開された。
藤井くんが助けてくれたことに驚いて
ちゃんとお礼も言えないまま授業が終わり、
ゼミ飲みの出欠をして解散になった。
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作者名:ひろか | 作成日時:2019年10月28日 18時