今日:3 hit、昨日:3 hit、合計:58,799 hit
小|中|大
6 ページ6
授業の始まるぎりぎりの時間に
重岡くんたち4人は教室に入ってきた。
私の隣に座ったのは藤井くん。
重岡くんは藤井くんの隣に座った。
中間先生が教室に入ってきて出欠確認を取り終えると、
「急やけど、今月末にゼミ飲みやるで。
俺が受け持ってる上の学年のやつらも顔出すと思うから今のうちから就活とかの話聞いとき。
あとは、お前たちの交流。」
「いやいや、淳太!俺らほとんど成人してないんやけどー?」
「そうそう、4月の時点で20歳なってるやつのが少ないで?」
「あー、考えとらんかったわ。あと、淳太言うな!中間先生と言え!
未成年に酒飲まれたら俺が終わるから成人してへんやつは飲むな!
とりあえず店はもう予約しとるから来れるやつは参加で。授業終わりにゼミ飲みの出欠取るからな」
いや、めちゃくちゃやな!なんて小瀧くんたちが盛り上がっている。
重岡くんも笑っていた。
そうか、ゼミ飲みかぁ。
重岡くんは来れるのかな?
ほんとにお近づきになるチャンスくるんじゃない?
ゼミ飲みのことで浮かれていて
今日の授業も全然身が入らない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
191人がお気に入り
191人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひろか | 作成日時:2019年10月28日 18時