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しばらく3人で話していると、
シゲとのんちゃんが一緒に来た。
「遅い!」
「いや、そんな待たせてないやろ
まだ流星来てへんし!」
また言い合いが始まったと苦笑いしていたら、シゲと目が合う。
よっ!っと手を上げて笑うシゲにどきどきして、
好きだなと実感する。
少しだけ久しぶりに見るシゲの笑顔はやっぱり輝いていて眩しい。
笑顔のまま私のところにやってきて、
隣に座るから心臓の音が聞こえてしまうんじゃないかと本気で心配になった。
「おーい!Aー!ちゃんと起きとるかー?」
「起きてるよ!ちゃんと2回目の電話は出たじゃん」
「ははっ、寝すぎやねん」
「いいの!夏休みだからぁ!」
「あほ!そんなんだから一発目のゼミ遅刻すんねん!」
ぺしっと頭をはたかれる。
「そんなこと覚えてなくてもいいのにーっ」
「あほ面ですみませーんとか言うてたからな」
「うるさいっ!」
口ではそう言うけれど、そんな些細なことでも
覚えてくれていたのが嬉しかった。
そのあと流星くんも来て、合同誕生日会はスタートした。
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作者名:ひろか | 作成日時:2019年10月28日 18時