今日:8 hit、昨日:1 hit、合計:13,913 hit
小｜中｜大
5 ページ5
｢なぁ、何そんな怒った顔しとるん？｣
｢は？｣
｢は？やって。こっわ｣
隣の席に座る黒髪の男子生徒が
にこにこしながら話しかけてきた。
私の苦手なタイプだ。
底抜けに明るいやつ。
心の闇とは無縁な人生を送ってきたであろう人間。
｢それ、自分でやったん？｣
｢なにが？｣
｢髪｣と言って私の頭を指さす。
｢違うけど｣
｢そっか、きれいやな！｣
こいつが何を言いたいのかわからない。
｢俺、重岡大毅いうねん、よろしく｣
返事をしないで、頬杖をついて窓の外を見た。
おい、無視すんなやと言いながら
重岡とかいうやつが横で騒いでいる。
関わりたくないからずっと無視していた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 78人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひろか(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます！続き頑張って書かせていただきます！ (2020年2月5日 2時) (
レス) id: 666f2b8af5 (このIDを非表示/違反報告)
あい - めっちゃスラスラ読めました！続き楽しみですー！ (2020年2月5日 0時) (レス) id: 962e1b28b4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひろか | 作成日時：2019年11月12日 23時
