持続不可能な恋 (ページ20)

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＊成績アップページ20

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「お待たせ。こっちはあなたが記入する書類。こっちが親が記入する書類。もし、時間あればご両親と来てくれると嬉しいな」

岸「…わかりました。失礼します」

挨拶はちゃんとできてる

親はいったいどんな仕事してるんだろう

紫耀「A先生、見て」

「あ、95点！凄いじゃない」

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入った当初は何もできず三日坊主になりそうだったのに

いつのまにか成績がアップしていくなんて

紫耀「A先生の教え方がいいからです。でも、漢字のミスがなければ満点いってたんですよ」

実咲「じゃ、そこはあたしの出番ね」

紫耀「えー、今日は英語を勉強しようと思ってたのに」

翔「今は呼ばれた生徒がいたから無理だけど、30分後ならいいよ」

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それまで実咲による漢字を教えてもらうことになった平野くん

この塾はマンツーマン形式だから、わからない時に呼び出される感じ

あ、誰か呼んでる

永瀬くんだ

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廉「あ、A先生、ここの覚え方がわからなくて」

「あー、ここね。覚え方は人それぞれだから。自分の覚えやすい方法で考えてみたらいいかも」

廉「A先生って、彼氏いるの？」

「…今は勉強に集中」

廉「その感じだといるね。いいなー、俺も欲しい」

「勉強に集中！」