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「じゃあ、坂本さんお昼頼める?
今日、山本さんお休みだからさぁ」
「はい、大丈夫です」
「何か急ぎの電話とか、お客様来たら
対応よろしくね」
「はい」
仕上げてしまいたい仕事もあったし、
13時から休憩できるならそれはそれでいいかと思い、
会社に1人残ることになった。
作業をしながら、夢の対策を考える。
大毅をいじめていたのは
複数人いたような気がするけれど、
主犯格は誰なんだろう。
確か、2年の途中からいじめはなくなった。
大毅がサッカー部での地位を築いたのもあるし、
そのくらいから急にモテ始めたのもあると思う。
そもそもいじめのきっかけってなんだったんだろう。
同じ小学校から一緒に中学に進んだ人も
かなりいたはず。
だったら、関西弁だけで何か言われるのも変だ。
それに同じ小学校だった子が
大毅のことをいじめていたメンバーにいたのを覚えている。
でも、なんで大毅が?
他に何か理由があったんだろうか・・・。
「こんにちはー!」
「あっ、」
考えることに集中しすぎた。
顔を上げると、入口に藤井さんが立っていた。
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作者名:ひろか | 作成日時:2019年11月30日 19時