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零「君の同僚はとても面白いな。」





『そう?でも、大変だよ?一緒に、任務で外出たら手当り次第女の人心中に誘うし、川見たら、飛び込むし。』←←




零「(苦笑)」




零と喋っていると、だんだん眠くなってきた。


零も気づいたのか、
零「香菜?眠いのか?寝てもいいぞ?」





『…うーん、そうだね…………ちょっと…寝るよ………太宰さん来たら…教えて?』





零「あぁ 微笑」




そう言って、私は、零の方をかり、目を閉じた。









〜夢主は寝たので、太宰さんと、零くんのサイドです〜







ガチャ

太「遅くなってすいません。」




零「あ、いえ。でも、香菜、寝ちゃいました」






そう言い、零は、愛しそうに、彼女の頭を撫でた。

『…ん』
彼女は、気持ちよさそうに零の手に擦り寄った





太宰は、その光景を見て、目を見開いていた。






零「?太宰さん?」






太「!!…あ、いや、香菜のこんな姿、すごく久しぶりに見たので…」






零「??」





太「……香菜が、人の前で、熟睡するの、ないんですよ。」




零「!」





太「香菜が、人前で自分を出せないのは、きっと小さな頃からです。…あなたは、この子にそれを聞きましたか?」




零「…はい。虐待…ですよね。」



太「!!それまで知っているとは…!………ほんとに、あなたは、彼女にとってとても安心できるんですね…」
太宰は、妹の幸せを喜ぶように言った。


零「僕が、安心、できるですか?」




太「はい。…探偵社でも、寝る時はあるんです。夜間勤務や、徹夜など、長時間活動する時もありますから。…でも、香菜は、とても敏感で、誰かが来たらすぐに目を覚ます。ものが少し動いた音でもそれは同じです。こんな姿が見れるのは…織田作のいた頃以来だ……微笑」





零「織田作…彼女の、兄のような人ですか?」



太「はい、彼女の兄で、私の信頼出来る大切な友人です。…彼がいなくなって、より自分の殻に閉じこもるようになったんです………ですが、あなたのおかげで、彼女は明るくなった。心から笑うようになった。」






零「…」
零は黙って言葉を聞いていた。







作者

次行きます!

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イアデビル(プロフ) - とても面白いです更新待ってます頑張ってください (2020年3月15日 22時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
ライシェル - 太宰さん・・兄良いなぁ・・・中也さんだしてほしいぃぃぃぃ!とても面白いです!続きめっちゃ楽しみです!これからも頑張ってください! (2018年8月21日 11時) (レス) id: 0dbef1eb61 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マリオの帽子入手した | 作成日時:2018年7月1日 12時

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