捨て犬 kazuma.

朝になったら ページ5

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お風呂にも入らせてもらって





「私ソファで寝るからベッドで寝ていいよ」




壱「え、あ、、っと、俺は、ソファで、」




「何言ってんの、体疲れてるでしょ？」
「それぐらいいーの」




壱「いや、女の子をソファで寝かせる
　 訳には、」




「じゃあキリないから一緒に寝よ？」




壱「？！」




「そんな驚かないでよ」




壱「い、いや、」




俺、女の子と寝たことないんだよな、
恥ずっ




「ねぇー、そっち向いて寝るの？」




壱「…」




「そっか、もう寝ちゃったか、」




壱「まだ起きてる」




「びっくりさせないでよ、」
「あ、明日はお休みだからゆっくり寝てね」
「朝ご飯は作るからかずまが先起きたら
　起こして」




壱「朝ご飯、」




「ん？朝ご飯、要らない？」




壱「いや、いる、」




朝ご飯まで食べさせてくれんの
さっき食べたのもうまかったから
朝ご飯もうまいんだろうな、
よだれ出てきちゃった




壱「朝ご飯食べたら、帰る」




あ、言わんでよかったか、
寂しくなるな、




「え、もう帰っちゃうの？」
「ずっと、ここにいるんじゃないの？」




え、、、？




壱「ここ、おって、ええの？」




「うん。てか、関西なんだね」




杏奈のこと、完全に信じてんなぁ




壱「あ、うん」




「じゃ、おやすみ、」




壱「おやすみ、」









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