君の声が聞きたい

第5章5 ページ38

解けたの！？

すごい。


先 「ちょっと待ちなさい、、、


えーと、、、」



そう言って持っているテキストの中から答えを探している先生。


お前、答え知らずに問題出したのかよ、、、



大 「先生、答え知らずに問題だしたんですか？

っていうか、涼介の補習はしなくて結構ですよ？俺が教えるんで」




それから授業が終わり、先生は速攻出ていった。



授業が終わり、俺は1人になりたくて、非常階段へと向かった。


すごく怖かった。


またあんなことされるんじゃないかって、、、



あの時に腕とか腰とかベタベタ触られてすごい気持ち悪かったし、怖かったし、、、



だから、今日大ちゃんが助けてくれてすごく助かったし、嬉しかった。



それにしても、あの問題が解けるのってすごいなぁ



そんなことを考えていると、



大 「りょーすけ、」


俺がついさっきまで考えていた彼が来た。



涼 「大ちゃん、、、


あのさ、、、今日はありがと///」


大 「、、、」


返事がない、、、




もしかしたら最後の方は恥ずかしさで、声も小さかったし、下を向いちゃったから伝わってないかもしれない、、、



涼 「今日はありがと！」


言った後に恥ずかしくなって、バッと下を向く。




大 「ふふっ、かわい


ちゃんと聞こえてたよ？最初のやつ」



可愛い？俺が？


ってか

涼 「聞こえてたの！？


だったら返事してくれたら良かったのに、、、」



大 「えー、だって涼介可愛かったんだもん、」



可愛い可愛いって言われて顔がかぁーって赤くなっていくのを感じた。

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