セブチの謎多きPDは日本人です。 (ページ37)

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side HS

JH「おい。ホシや。返事は??既読は??通話は??」

答える間も与えずそう聞くのはジョンハニひょん。

特に俺がカトクでやり取りすることが多いため、先程から五分毎に同じ質問が飛んでくる。

「…どれも駄目ですよ～…どこ行ったのほんと…」

ユウひょんと連絡がつかないという状況の中、隠しきれない焦りを浮かべるメンバーばかりが目に入る。

既に涙目の弟も二名。

～～～～～

side ??

走る。

ひたすらに。

目的地までは残り1km。

「はぁっ…はぁっ…っ…」

息が上がる。

顔を伝う水分は雨なのか、はたまた汗なのか。

それすらも分からないほどただ走る。

「ユウリ……っ…」

微笑みながら呼びかけたかった名前、

変化など、いくらでも気付けたはずなのに。

いつかした約束を思い出す。

「___俺、ジフニと一生いたい。見付けてくれるか。___」

その時は意味が分からず、肯定も否定もできない曖昧な雰囲気にしてしまった。

なかなかに天ノ弱な自分が心底嫌で仕方ない。

「…っは…ユウリっ……帰るぞ…っ…はぁっ…」

YU「…!?!?じ、ふな…!?」

きっと今の俺の顔はひどいだろう。

涙か汗か雨か分からない水分、安堵と心配が要り混じり歪んだ表情。

その全てを放ってでも抱き締めたい相手がここにはいるのだ。

～～～～～～～～～～

現在(?)に戻ったの伝わりましたかね…??

ごめんなさい…分かりにくくて…( )