町には思い出がいっぱい ページ20
私達は10時くらいに家をでた。
鈴花の表情は心なしか楽しそうに見えた。
「…さ、いこうか！」
私は鈴花の手をひいていった。
「…うん。」
鈴花の返事が聞こえた。
私達は走り回った。
商店街の八百屋さんのおばあさんに久しぶりにあった。
確かここで鈴花と野菜を毎日かいに来てたな。
公園で野良猫があつまっていた。
近づこうとしたけど
鈴花は猫が嫌いみたいだ。
それは鈴ちゃんと一緒だね。
公園もいった、
二人で通っていた小学校にもいった。
ピアノ教室にも久しぶりに顔をだしてみた。
先生が歓迎してくれた。
時間はあっという間に過ぎていく…
それもこれも
鈴花が一緒にいるからなんだろう。
日が沈みかけの時…
私は最後の場所にたどり着いた。
いつか鈴花が町を案内してほしいといいだしてつれてきた
あの丘だ。
ここからの景色はいつみてもいいものにはおもえないけど
鈴花はこの景色が気に入っているようだった。
私もこのけしきは好きだ。
私達のそだってきた故郷が見渡せるから。
私達の思い出溢れた町をみれるから。
夕日をバッグとした町は赤く輝いていた。
夕日が、もうすぐ沈む。
鈴花にこれだけは伝えておきたい。
「…鈴花。」
「…うん？」
「あのね、ありがとうね。」
「…え？」
「私の友達になってくれて、仲良くしてくれて…」
でもね、それ以上に伝えたいことがひとつ……
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みさにゃん - アナザーみかんさん» ありがとうございます！ ギャグ要素をほめてくださるなんて…正直、ギャグには自信がなかったので嬉しいです！ (2018年6月10日 19時) (
レス) id: c5bd0dfafa (このIDを非表示/違反報告)
アナザーみかん - 完結おめでとうございます！ ところどころにあるギャグ要素がとても良かったです！ (2018年6月10日 11時) (レス) id: d0f321b471 (このIDを非表示/違反報告)
みさにゃん - わためん＠元心の雨と虹の空さん» ありがとうございます! まさか1からよんでくださったなんて…!! 途中の急展開がなければ終わる気がしなかったです← 完結まで見てくださりありがとうございました！ (2018年6月9日 18時) (レス) id: c5bd0dfafa (このIDを非表示/違反報告)
わためん＠元心の雨と虹の空(プロフ) - 完結おめでとうございます！ 一から読んでいた者です。途中展開早いなって思ったのですが、とても面白かったです。 (2018年6月9日 11時) (レス) id: 437d7e5db9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みさにゃん | 作成日時：2018年5月29日 17時
