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当然や、誠也くんからしたら、きっと裏切り。
誠也くんがボイトレに通って、みんながより一層楽器に打ち込んだこの曲。
誠也くんはきっと、あたしが渾身のものを持ってくると思って、あたしの為にもこの曲を練習してたんやから。
『誠也くん！』
『まって、…っせーやくん、』
「…………もお、」
呼ぶ声が震えて、誠也くんもあたしが泣いてること分かったんか、振り返ってくれて。
駆け寄れば、何も言わず抱きしめてくれて気が緩んだ。
ごめん。ごめん誠也くん。みんなもごめん。
声をあげて泣いた。誠也くんの肩にしがみついて、息があがるほどに。
あたしがもっと出来たら、自分に納得できたら。
誠也くんの高音に対して、あたしの音域は中途半端なんちゃうかな。
もっと上手に低音が出せたら、がなり声が出来たら、もっと低音域で声量が出せたら。
ヒップホップだけじゃなくて、こんな最高にロックな曲もサラッとこなせて、誠也くんを支えられるように上手くできたら。
『誠也くんのこと、思って書いてん、』
「うん」
“go and go,take me to the top”
「分かってる。分かってるけど、納得できんかっただけ」
「あの歌詞やからこそ、Aが歌わんくてどうすんねんって思ってん」
抱きしめて、頭を撫でてくれる誠也くんは、ほんまに優しい。
あの歌はあたしの思い乗っけて、誠也くんに届いたはずやのに。
「…もしリチャがやることになっても、全部リチャは許さん。Aもどっかで参加して。それが俺の最大の譲歩」
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はに(プロフ) - kkさん» わ~嬉しいですありがとうございます🥲思う通りに全然表現できなくて、伝わらないかなあと思いながら書いてたので本当に嬉しいです🥹🎀そこの関係性はもっと深くなる予定ですし、他にもでしゃばってくる予定です🌟ありがとうございます (11月9日 21時) (
レス) id: 8b923b9c56 (このIDを非表示/違反報告)
kk(プロフ) - はに様の更新を最近の楽しみにさせて頂いてます❤︎メンバーとの絶妙な距離感(特に💙や❤️)がめちゃくちゃ大好きです❤︎これからも更新楽しみにしています🥹💕 (11月9日 10時) (レス) id: 797470a670 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はに | 作成日時：2023年10月11日 20時
