閑話休題 ページ19
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『……、？』
「A」
起きた？と覗き込んだ顔は誠也くん。
「ほんまに起きひんなおまえ」
あのトイプー、せなじゃなかった…あれ、どこまで夢やっけ。
なんで寝てたんやろ、
「あれ、また寝た？」
…あー、昨日2時間しか寝てないんやった。
いつもの睡眠薬じゃ寝られへんくなってきて、眠くて、それで誠也くんが膝貸してくれて、
「Aー？」
「さっき呼ばれたから、もう行くで」
『…、インタビュー…』
「そう」
あたしと誠也くんがペアで、順番後回しにしてくれたんや。
『…みんな帰った？』
「まだ荷物あるけど、5人終わったらもう帰るんちゃう？送りじゃないの俺らだけやし」
あーせや、あたしと誠也くんだけ車で来てるから、ちょうどよかったんやっけ。
なんとか起き上がって、というより誠也くんが起こしてくれて、ぽてぽて歩き出す。
意識はあってもなかなか目が開かへんくて、うう、蛍光灯がつらい。
「Aなんか喋ってたで」
『…なに？』
「寝言。むにゃむにゃ〜って」
何言ってるかわからんかったけど、と誠也くんがあたしの腕を掴んで誘導してくれる。
いつも起きた時夢か現実か分からんくなるねんけど、あのトイプー、結局夢なんやっけ？
「やっぱ眠り浅いんやな」
『誠也くんもじゃないん』
「そう？…そういや俺こないだ、寝言でAの名前呼んでたらしい」
『…………それ誰に言われたん？』
「……誰って、」
『…うざ』
一気に覚醒してきた。
どこの女やねん。
どこの女と一緒に寝たわけ？
「いや、べつに何もうざないやろ」
『べつにいいけど、うざいよ』
「何がうざいん」
『…(じろ)』
「え、…待ってそんな妬くん？」
意外なんやけど、とにやにやしてわたしの顔を覗き込む。
うるさ、この猿め。
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はに(プロフ) - kkさん» わ~嬉しいですありがとうございます🥲思う通りに全然表現できなくて、伝わらないかなあと思いながら書いてたので本当に嬉しいです🥹🎀そこの関係性はもっと深くなる予定ですし、他にもでしゃばってくる予定です🌟ありがとうございます (11月9日 21時) (
レス) id: 8b923b9c56 (このIDを非表示/違反報告)
kk(プロフ) - はに様の更新を最近の楽しみにさせて頂いてます❤︎メンバーとの絶妙な距離感(特に💙や❤️)がめちゃくちゃ大好きです❤︎これからも更新楽しみにしています🥹💕 (11月9日 10時) (レス) id: 797470a670 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はに | 作成日時：2023年10月11日 20時
