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佐「俺これがいいー」
俺も俺も、とみんなが袋を覗き込んでる。
初めての光景、オモロイなあと思ってパシャリ。
『市販のやつのがおいしいで？高いもん、ええやつ』
小「いーや、こういうのは手作りがいいねん」
正「この歳なったらもう貰うことないしなあ」
みんなワクワクしてる。嬉しいなあ。
リチャくんなんか特に市販の方が良いかと思ったのに。
ディスってるわけちゃうで？
『誠也くんやっぱイチゴ系？』
末「ぜんぶ」
『え？』
末「ぜんぶ食いたい」
『ええけど。笑』
福「え、俺も！」
佐「俺も！」
『みんなの分残しといてや〜？』
メンバーに配った後は大荷物持ってお散歩。
丈くんは「自分で作ったん？食えんの？」なんて言いながら貰う気満々やった。と思う。市販のもあるでとは言わずに押し付けた。なんやかんや嬉しそうやった。
トリオは無邪気にいっぱいかっさらっていって、大橋くんは見るからにるんるんで「やった〜ええの〜？」ってハート飛ばしてた。
たけはソワソワしてて、「いいんですか！」って言いながら手汗拭いて受け取ってくれた。かわええやっちゃな。
太郎は相変わらずクールな男で、「いいんですか。ありがとうございます」って無表情で受け取ってくれた。
風雅は「え、あるんですか。Aちゃんの手作りって大丈夫なんですか」って予想通りのこと言うから、市販のええやつもあんでと返したら「いやこっちでいいです」、ほんまにわかりやすいな、あんた。
斗亜は待ってましたと言わんばかりの笑顔で、「僕これー！」って選んでいった。当然貰えるもんやと疑わへんかったみたいや。可愛いもん、しゃあない。
伊藤兄弟には押し付けた。可愛すぎるからな。
福「高いやつ誰にあげたん？」
『スタッフさん』
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作者名：はに | 作成日時：2023年6月19日 13時
