Wellcome to the !!!!!!!18-20 (ページ20)

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年下組からはハグを受けて、みんなを見送った。

福「A、ちょっと待っとってな」

大晴は辛そうな顔をしてステージに戻って行った。

頭の中はぐちゃぐちゃで、でもジッとしていたくなくて、袖からメンステを眺める。

さっきの人の、私を見つめるいやらしい笑顔が目に焼きついたまま。ファンの悲鳴と、小島の怒号が耳に残ったまま。

りとる、みんなかっこよくなったなあ。拓哉なんか、普段赤ちゃんみたいやのに。

大橋くん、高音かっこいい。リチャくんとのハモり、めっちゃいい。

みっちー、発音アドバイスしたの覚えてくれてる。

ひとり欠けているはずのステージは、完璧にかっこいい。

私がいない関ジュのステージは、誰かにとっては私がいるものよりきっといい。
「アイツはいない方がいい」って、きっと誰かが思う。

いつもは受け入れているつもりの心苦しさが、蓋を開けて飛び出してくる。

メンバーがそう思ってるわけじゃないって分かってる。

明らかに集中できてない私が舞台に立つのは危険だって、休ませるべきだって判断しただけの話。

分かってる。ここには私のファンだって居てくれてる。

けど。

私がいない舞台は、いつもより完璧に見える。
眩しくて辛くなる。