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episode:97 ページ49
茉白side
もう今が朝なのかも夜なのかも分からない。
あれから何日経っているのかも。
片方ずつ嵌められた手錠、折れて激痛のはしる右腕。
血の味がする口内、アザだらけでもう感覚もない身体。
……どんな事をされても私の思いは変わらない。
兄「なぁ?早く昔みたいに泣いてお願いしろよ。許して、って。なんでも言う事聞くから、って。なぁ!?」
思いっきりお腹を蹴られて引きつった悲鳴が出た。
『っうあ……もう、私は…泣かないわ。それに兄さんに……っお願いなんてしない。』
兄「…………ふっざけんな!!何のために俺がお前にここまでしてると思ってんだ!あいつらはお前を捨てたんだぞ!?そんな奴らの助けを期待するなんて…頭可笑しすぎんだろ!」
『……ッ!そんなの分かってるわ!!私は彼らに捨てられたって事も自覚してるもの!』
兄「じゃあ!!お前は何に期待してんだ!あんな最低な吸血鬼共に!!」
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作者名:緋扇 | 作成日時:2018年2月4日 22時