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episode:2 ページ3

亜嵐side

ここはBCRの一室。

俺ら"GENERATIONS"以外の奴らは絶対に入れねぇ特別な部屋。

その部屋に設置している全フロアの監視カメラの映像を適当に流しながらソファーに倒れ込んだ。

亜嵐「最近いい女居ねぇよな。まじ血が足りない。」

龍友「分かるわぁ。ケバい女ばっかりやからな。」

玲於「吸血する気も起きないっつーの。」

裕太「でもそろそろやばいんとちゃう?」

隼「マシな子でも見つけて連れ込む?……って涼太君ずっとモニター見てるけどイイの居た?」

隼の言葉通り涼太はモニターをじっと見つめていた。

涼太「……ん?なんか言った?」

メンディー「イイの居た?って聞いたんだよ。」

涼太は少し考える素振りをして楽しそうに笑った。

涼太「居たよ。久しぶりに楽しめそうな猫ちゃんがね。」

玲於「へぇ、涼太君がそう言うって事は結構長持ちしそうな奴なんだ。どれ?」

確かに涼太が楽しめそうだと言った女は気になる。

今までも涼太が目をつけた女は長持ちしたし、楽しめたんだよな〜。

涼太「今バーで飲んでるこの黒髪の女。俺ら目当てでここに来た訳じゃなさそうだし。俺からみて……」

"全員で遊ぶのに充分すぎると思うんやけど?"

涼太のその言葉に全員が妖しく笑った。

亜嵐「誰から行く?」

龍友「ほんなら俺行くわ。今人おらん所どこ?」

涼太「うーん……今ならB6かな。比較的人も来ないし、力で押さえつけた時に叫ばれても隣がダンスフロアだから聞こえないでしょ。」

龍友「了解。猫ちゃん迎えに行ってくるわ〜。」

__GAME START♪楽しませてね、猫ちゃん。__

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作者名:緋扇 | 作成日時:2017年12月29日 23時

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