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部室のロッカーを開け、部誌と試合用のバレパンを取って用事終了。
「あ、シューズの靴ひも確認しとかなきゃ。多分もうそろ切れる」
私は履くときに紐をきつく締め上げたいタイプの人間だ。
だから、昔から靴ひもがよく切れるのだ。
部室を施錠して、体育館に再び向かった。
扉を開けて飛び込んだのは、あの日とちっとも変わらない私が憧れたセットアップだった。
すごい
やっぱり、この人はすごい
見とれてしまっていた。
「A用は済んだの？」
「あ、うん。」
私は視線を動かさずに答えた。
「瀬見！！もう一本！！お前ほんとにすげーやつだな！！」
あのまんざらでもなさそうな顔ｗｗ
「赤葦は上げないの？？」
「俺は休憩」
「そっかｗｗなーんか私も打ちたくなってきたー！！」
私は走って、新しく備え付けられたシューズ箱にシューズを取りに行った。
一応ワンピースなのでさっき部室からとってきたバレパンを下に履いてみた。
「瀬見さーん！！私にも上げてください！！」
「おう！ってお前スカートだろ！」
「ちゃんと下にバレパン履いてます！！」
「やるきかよｗｗ」
瀬見さんは少し呆れ顔で笑って、一本だけなと言った。
「えー」
「えーじゃないｗ」
とか何とか言いながら、ちゃんと上げてくれた。
キュッ
キュッ
キュキュッ
ドッ！スパーーーン！！
「....っ！！〜〜〜〜〜〜〜！！！」
声にならない声が出た。
手に吸い付くような感覚
余裕のあるトス
初めて打った
「すごいすごいすごい！！やばいすごい」
「うん、お前の語彙力がやばいｗｗ」
瀬見さんはそう言って私の頭をポンポンと撫でた。
「赤葦見てた今のトス！！」
「見てた見てた。」
「もうほんとに、私の彼氏まぢ神！！」
「はいはい、よかったねｗ」
赤葦も私の頭を撫でてきた。
でも私は、瀬見さんの撫で方の方が好きだななんてｗ
初めてAにトスを上げた。
フォームは綺麗だし、放たれるスパイクも鋭い
こいつSだったよな？
興奮してテンションの上がってるAを撫でてやると、嬉しそうに撫でられていた。
木兎が復活して、また上げているとAと赤葦がまた楽しそうに話していた。
また、腹の中がもやもやするような、時折胸を締め付けるような感覚に襲われた。
終いには、大人しく頭なんて撫でられているもんだからなんか苛立ちを覚えた。
その時ふと理解した
あぁ、俺嫉妬してんのか
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South(プロフ) - 天瀬 優梦さん» コメントありがとうございます(^-^)私も書きながらにやけちゃってやばいです(//∇//)\これからも応援よろしくお願いします (2016年9月8日 19時) (
レス) id: 811d3afd03 (このIDを非表示/違反報告)
天瀬 優梦 - 顔がにやけちゃいますw (2016年9月8日 17時) (レス) id: d5114eb219 (このIDを非表示/違反報告)
South(プロフ) - 東堂莉愛さん» コメントありがとうございます！これからもドキドキしていただけるような展開を思考しますので応援をよろしくお願いします！ (2016年9月5日 1時) (レス) id: d0e44075d9 (このIDを非表示/違反報告)
東堂莉愛(プロフ) - え、まじすか。めっちゃドキドキします。 (2016年9月4日 20時) (レス) id: 28f8595726 (このIDを非表示/違反報告)
South(プロフ) - なりさん» コメントありがとうございます！ですよね！瀬見さんかっこいいですよね！私も自分で書いてて惚れそうになりましたｗこれからもご期待に応えられるように頑張ります！ (2016年3月29日 23時) (レス) id: d0e44075d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かまぼこ兔 | 作成日時：2015年12月25日 21時
