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玄関にかかる、二重ロックとチェーンロックを素早く外し少し重い玄関のドアを思いっきり開け放ち、ドアの前に立つその人に飛びついた。
「...あいたかった。」
「うん、俺も。メリークリスマスA」
そこにいたのは真っ赤なお鼻の瀬見さんだった。
抱きついた体を少しだけ離し、また少し大きくなったのではないかという彼の目を見上げ言った。
「メリークリスマス！えーた」
瀬見さんはふんわり笑って、私のおでこにキスを一つ落とした。
冬である為、いくらガウンを着ていても体は次第に冷えてくる。
その為、とりあえずいったん上がってもらうことにした。
「おじゃまします...って、でけー家だな金持ちかよ」
「普通だと思いますけど...何か飲みます？」
「おぅ、わりぃな」
「いえ」
私はお気に入りのエインズレイのティカップに紅茶を注いだ。
そのまま、瀬見さんの座るソファに座った。
「とりあえず無難に紅茶入れましたけど、大丈夫ですか？」
「おぅ、ありがと」
ストレートじゃ飲めないところとか、飲む前にフーフーするところとか見てると急に愛しさがこみあげてきてどうしようもなく愛しくてたまらなくなった。
「それで、なんで東京にいるんですか？」
「志望校の模擬ゼミがあったからOC行ってなかったからそれの代わりに参加してきたんだ。」
「あー、OCシーズン合宿とか練習試合ともろかぶりでしたもんねｗ」
どこを受けるのかは知らない。
私だったら受ける前に言いたくない。
落ちたときに報告しにくいから。
だから、私からは聞かないようにしている。
「今何時だと思ってるんですかｗ」
「深夜だなｗ」
「いや、深夜だなｗじゃなくて、私さっきまで寝てたね！ｗ」
「だろーなｗ」
「こんな時間にチャイム鳴らしてもし親いて親が出たらどうするつもりだったんですか！」
「あぁ、それもそうだな」
考えてなかったのかこの人は！！
クスッ「瀬見さんらしいっちゃらしいですけどねｗ」
「あ、だった。...はい、メリークリスマス」
瀬見さんはリュックの中から綺麗にラッピングされた包みが出てきた。
「開けていいの？」
恐る恐る受け取って、控えめに聞いてみた。
なんか現実味がないななんて考えてしまった。
「おぅ」
中くらいの透明の箱が出てきて、そこに入っていたのはキラキラと輝く女性なら必ず一度は憧れるであろうガラスの靴
その足を入れるところに真っ赤なバラと白いバラのブリザードフラワーが２つ添えられていた
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South(プロフ) - 天瀬 優梦さん» コメントありがとうございます(^-^)私も書きながらにやけちゃってやばいです(//∇//)\これからも応援よろしくお願いします (2016年9月8日 19時) (
レス) id: 811d3afd03 (このIDを非表示/違反報告)
天瀬 優梦 - 顔がにやけちゃいますw (2016年9月8日 17時) (レス) id: d5114eb219 (このIDを非表示/違反報告)
South(プロフ) - 東堂莉愛さん» コメントありがとうございます！これからもドキドキしていただけるような展開を思考しますので応援をよろしくお願いします！ (2016年9月5日 1時) (レス) id: d0e44075d9 (このIDを非表示/違反報告)
東堂莉愛(プロフ) - え、まじすか。めっちゃドキドキします。 (2016年9月4日 20時) (レス) id: 28f8595726 (このIDを非表示/違反報告)
South(プロフ) - なりさん» コメントありがとうございます！ですよね！瀬見さんかっこいいですよね！私も自分で書いてて惚れそうになりましたｗこれからもご期待に応えられるように頑張ります！ (2016年3月29日 23時) (レス) id: d0e44075d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かまぼこ兔 | 作成日時：2015年12月25日 21時
