日常4【上鳴君と耳郎さん】 ページ7
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？「どうした？なんかみんな暗くね？」
どんよりと静まった空気の中、金髪の男の子が入ってきた。
金髪…チャラそう。
？「え、なにもうイジメ始まってんの？早くね？爆ゴーかよ。」
金髪君が言った瞬間、離れた席から怒号が飛んできた。こ、こわ…！
緑「ち、違うよ！これはちょっと、その…。」
轟「俺がやった。」
轟君、犯人の自白みたいになってるよ！
？「なんかみんな暗くない？上鳴アンタ何かしたの？」
金髪君もとい、上鳴君の後ろから顔を覗かせたのは、クールという言葉が良く似合う女の子だった。
上「ちげーよ！盛り上げ役のオレがこんな空気にするはずないだろ。」
………………。
心なしか教室が静まり返った気がする。
上鳴君は盛り上げ役なのか…。
なおさら申し訳ない。
主「ううん。私が悪いの。ご、ごめんね、せっかく話しかけてくれたのに。」
どうしよう。
ヒーロー科で嫌われたら、どうやって雄英で生活していけば…。
？「ちょっと上鳴！アンタ酷いんじゃないの！」
八「そうですわ！音宮さんは今日編入したばかりですのよ！」
クールな女の子と八百万さんの二人から、上鳴君へチョップが落ちる。
…みんな笑ってる。
上鳴君が盛り上げ役なの本当だった。
緑「…そういえば二人とも自己紹介してないよね？」
上鳴君が頭を抱え、周りが和んだ雰囲気になった頃。
おず…、と緑谷君が上鳴君とクールさん二人を見て首を傾げた。
上「そうだった！オレは上鳴電気！“個性”は帯電だ！相手を感電させたり、無線で連絡を取り合ったりできるんだぜ！」
上鳴君は電気系の“個性”なんだ。
電気系統の“個性”はとても万能なので羨ましい。
耳「ウチは耳郎響香。“個性”はイヤホン=ジャック。この耳朶のプラグで攻撃したり、微細な音をキャッチできる。同じ音系の“個性”同士、よろしくね。」
耳郎ちゃん…響香ちゃんって呼べるようになりたい。
響香ちゃんは音系の“個性”なんだ。
きっと響香ちゃんも入試の仮想敵を倒して入学したんだよね。
同じ系統の“個性”なのにこの差はなんなんだろ。
羨ましすぎ！
私なんて仮想敵すら倒せないのに。
…はっ！いかんいかん。
また暗い雰囲気を出してしまうところだった。
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スコア(プロフ) - 間違えてました！すみません(＞＜)訂正致しました(＞＜) (2017年4月29日 22時) (
レス) id: 04646da9bb (このIDを非表示/違反報告)
kotomo(プロフ) - 爆豪の豪ちがいませんか？轟ではないと…私が理解し間違えていたらすみません！ (2017年4月18日 19時) (レス) id: 04605f6cef (このIDを非表示/違反報告)
オワタ(笑) - この小説、面白いのでどんどん更新してください！ (2016年8月12日 13時) (レス) id: 94a45105cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スコア | 作成日時：2016年6月30日 7時
