戦闘訓練6 ページ22
第三者視点となります。
ご注意ください。
──────────────
緑「…突然歌い出した？」
飯「なんだ。ヤケになったのか？」
麗「Aちゃんはそんな子じゃないよ！飯田くん！」
大きな画面が壁一面に張り出されているモニタールーム。
訓練を待つ、または終わった生徒はここで訓練の様子を見ることが出来る。
音宮Aのチームを見守る生徒たちは、唐突に歌い始めた彼女の行動に首を傾げた。
蛙「音宮ちゃんは八百万ちゃんを助けたいみたいだし、体を動けなくする歌を歌った…わけではないようね。」
常「…となると、行動に制限をかけた、か？」
尾「それだと考えられるのは、＜“個性”の使用を不能にする＞とかか？」
葉「でもでも、エクトプラズム先生のコピー動いてるよ？」
常「すでに使用中の“個性”は無効なのではないか？」
耳「そんな穴だらけの“個性”使うかなー…。だったら動けなくする方がいいじゃん。元々相澤先生から見えないって分かってて歌ってるんだし。」
障「それは味方も動けなくなるからではないか？」
青「彼女……ボクより目立ってる！」
耳「ん？何口田？ああ、うん。歌上手だよね。…え？違う？マイクを二つ使ってる？確かに…。」
緑「ほんとだ。きっと八百万さんを助ける為だよね。踊ってるのはきっと自分に注意を向ける為。突然歌い出したのも驚いて歌を聴き入ってしまうようにする為かな。だとしたら効果はなんなんだろう…。」
麗「ここまでめちゃ分析しとる…。」
爆「んなこともわかんねぇのか、バカデク。いやアホデク。」
緑「え？ご、ごめん…かっちゃんは分かるの？その、音宮さんが何を考えているのか。」
爆「何考えてんだかは知らねぇ。けど、担任の顔、あのバカ宮が歌ってんのに見てねぇ。」
飯「確かに。それでは音宮君は“個性”を使っていないのか。」
爆「ああん？何聞いてんだバカが！見てねぇんじゃねぇ、見れねぇんだよ！」
飯「なんだと！？君は先程相澤先生は音宮君の顔を『見てない』と言っただろう！なぜ今度は『見れない』になるんだ！」
爆「ああ！？黙れ！オレが言ってることが正しいだよ！」
飯「爆豪君！君横暴なのもいい加減にしないか！」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 222人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
スコア(プロフ) - 間違えてました！すみません(＞＜)訂正致しました(＞＜) (2017年4月29日 22時) (
レス) id: 04646da9bb (このIDを非表示/違反報告)
kotomo(プロフ) - 爆豪の豪ちがいませんか？轟ではないと…私が理解し間違えていたらすみません！ (2017年4月18日 19時) (レス) id: 04605f6cef (このIDを非表示/違反報告)
オワタ(笑) - この小説、面白いのでどんどん更新してください！ (2016年8月12日 13時) (レス) id: 94a45105cf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：スコア | 作成日時：2016年6月30日 7時
