ヒーロー基礎学 演習4【切島君】 ページ15
.
まずはこの爆弾を奥へずらそう。
もしヒーローがこの部屋にやって来ても、少しでも離れていた方が時間が稼げる…よね？
主「あ、あとはどうしたら…？」
爆豪君が２人を倒していたらヒーロー達は来ないのか。
でも、もしも取り逃したり、どちらかが囮になって爆豪君と戦うって選択肢もある。そうなったら、私がどっちかと戦わなきゃいけないよね…。
そして相手は緑谷君と切島君。
緑谷君に私の“個性”は知られている。
切島君の“個性”を私は知らない。
戦うのなら切島君の方が若干でも有利に進むと思う。
会話の雰囲気から私の“個性”が効かないということはなさそう。
とはいえ作戦の段階で緑谷君が切島君に教えてるだろうけど…。
まさかとは思うけど、爆豪君が負けて2人でこの部屋に来る可能性も一応なくはない。
爆豪君が聞いたら怒りそうだけど。
その場合は…動けなくする歌を時間ギリギリまで歌おう。
…無理かな？
こうなったらやっぱり…
主「来ないことを祈るしかない！」
どっかぁーーーんっ！！
扉が蹴破られた！！
主「嘘…もう来ちゃったの！？」
ううん。
この扉の開け方…こんな乱暴な開け方する人…！
？「おっ！ここが爆弾部屋だな。」
主「き、きききき切島君…。」
敵だぁー！
って今は私が敵なのか。
切「爆弾を撤去するぜ！」
ど、どどどどうしよう…。
爆『今切島がそっちに向かった！デクの野郎はオレが潰す。それまで爆弾にはぜってー触れさせんな！』
爆豪君からの無線だ！
いや、ぜってーって。
主『爆豪く…』
どっかぁーーーんっ！
扉無いのになんで！？
爆「よう切島ァ。よくもオレを出し抜いてくれたなァ。」
入口にはぼろぼろの爆豪君と緑谷君。
爆音は爆豪君の“個性”かな。
にしても…。
爆「テメェら揃ってオレをコケにしやがって！2人まとめて潰すッ！」
怖い。爆豪君怖いんだけど。
味方でよかったってちょっと思っちゃったよ。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 222人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
スコア(プロフ) - 間違えてました！すみません(＞＜)訂正致しました(＞＜) (2017年4月29日 22時) (
レス) id: 04646da9bb (このIDを非表示/違反報告)
kotomo(プロフ) - 爆豪の豪ちがいませんか？轟ではないと…私が理解し間違えていたらすみません！ (2017年4月18日 19時) (レス) id: 04605f6cef (このIDを非表示/違反報告)
オワタ(笑) - この小説、面白いのでどんどん更新してください！ (2016年8月12日 13時) (レス) id: 94a45105cf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：スコア | 作成日時：2016年6月30日 7時
