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2人でいるときはすばるくんは私のこと特別な存在だって思ってくれてるんだって実感させてくれる。
今だって、海の帰りもう遅いからと
駅からすばるくんの家とは反対方向にある私の家まで送ってくれてる
す「…」
「…」
無言だけど、ギュって握られた手から
すばるくんの気持ちは伝わる気がした
あぁ、好き。
こんなに人を好きになっていいのかな?
って思うくらい好き
す「なぁ、…」
「ん?」
す「お前はさ、…」
静かな夜道ですばるくんは歯切れ悪そうに話し始めた
す「お前は、このままでええんか…?」
私の心臓はドクンと大きく跳ねた
「こ、のままって、?」
わかってる。
すばるくんが何を言いたいかなんて。
だけどはっきりさせたくなくて
これが私の最後の足掻き(あがき)かもしれない
す「せやから、その…」
言わないで…
おねがいだから、言わないで…
す「ずっと2番目でも、いいんか?」
すばるくんの発した言葉は思ったよりも私の心に突き刺さった。
“ずっと2番目”
“ずっと2番目”
“ずっと2番目”
頭の中でこだまするすばるの言葉
やっぱりどれだけ頑張っても2番目なんだ。
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りりあ - はじめまして!読ませていただきました!とっても面白かったです!あたしハッピーエンドで終わらないと気が済まない人なんでちゃんとハッピーエンドで終わってくれて安心しました笑これからも頑張ってください!!応援してます! (2017年7月18日 22時) (レス) id: d0ec948b8a (このIDを非表示/違反報告)
ANK48(プロフ) - 完結おめでとうございます (2014年9月26日 12時) (携帯から) (レス) id: 2ae7f9b995 (このIDを非表示/違反報告)
Nao.(プロフ) - 陶架さん» お返事遅くなってしまってすみません(´-ω-`)2人の距離感にこだわりがあったのでそこが伝わってるみたいですごく嬉しいです♪これからもよろしくお願いします!(*´ー`*) (2014年9月12日 20時) (レス) id: 0e0d316bfb (このIDを非表示/違反報告)
Nao.(プロフ) - かなやんさん» お返事遅くなってしまってすみません(´-ω-`)ありがとうございます!こんな小説で読者の方はキュンキュンしてくれるのかすごく不安だったので本当に嬉しいです(*´ー`*)これからも頑張ってキュンキュン届けます!(*´ー`*) (2014年9月12日 20時) (レス) id: 0e0d316bfb (このIDを非表示/違反報告)
Nao.(プロフ) - リュック☆さん» お返事遅くなってしまってすみません(´-ω-`)ありがとうございます!更新を楽しみにしてくださる方がいる限り精一杯書き続けますんで、どうぞこれからもよろしくお願いします(_ _*) (2014年9月12日 20時) (レス) id: 0e0d316bfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nao. | 作成日時:2014年8月17日 23時