トリップ少女は降ってきた？！

人間は醜い ページ10

『はぁ
　あったまったあったまった』
黒と白のワンピース、黒の上着
が置いてあった。

『服のセンスいいなベビー5』

お風呂から出て若様の部屋に急いだ。

コンコン

『若様入りますよ』
返事がない屍のようだじゃなくて

ガチャ

ドアを開け部屋に入ると酒の匂いが鼻につく…

『酒くさ
　…若様？』

？「うっ」
奥から低い声が聞こえた

『若様？』
奥に入っていくと若様がベットで寝てた

少し様子がおかしい。

『…？』
悪い夢でも見てるの？

若のサングラスを取り瞼の上に片手を置いた。

『…』

ブゥゥン

若の夢が頭に入ってきた。

『天竜人？
　落ちた天竜人？
　…よくわからん』
見えたのは

ドフィの子供だった時の夢だろうか？

親と弟か？

『悪い夢だ』
まぁ僕よりもましだけど

フワッ

手から青い球体が出た。

『うん
　これでいいかな？』
手に浮いてる球体をドフィの胸に押すと体内に入っていった。

ドフィ「んん」
一瞬顔が歪んだがすぐに幸せそうな顔になった

『いい夢』
夢を除くと

家族4人でケーキを食べてドフィの誕生日を祝ってる。

『♪』
部屋から出て暗い廊下を歩いた

『本当に醜い
　人間も、世界も、海賊も
　…僕も』
蜘蛛が動いた気がした

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