勇気… ページ25
こんな光景…テレビでしかない…
見たことないし持ってることすら
怖くて手が震えるのに…
祖父「私に逆らうと言うなら撃てっ！怒」
A「出来ないよっ！汗」
父「親父っ！ 止めてくれっ！汗」
何でおじいちゃんはこんな無茶を言うの…
『撃て』と言われて撃てるわけがない…
祖父「はよ撃たぬかっ！怒」
A「っ………」
父「Aっ！汗」
止めに走ってくる父を最後に私は目を閉じ
おじいちゃんに向けたのを自分の頭に当てた…
本当は怖くて手が震えるけど…
おじいちゃんを撃つくらいなら自分の方がマシ…
父「Aーーーー！汗」
〈カチッ…〉
A「……あれっ…」
父「なっ…汗」
〈カチッ…カチッ…〉
A「……なんで…？」
〈パチパチパチッ…〉
祖父「見事じゃA。」
父「親父っ！汗」
何が起きてるのか分からずにいる私を
見つめながら大笑いするおじいちゃん…
何がどうなってるのか分からない…汗
祖父「元からお主のと私の中は空っぽじゃ。笑
それにお主が跡継ぎを断るのも分かってた。」
A「……えっ…？」
祖父「ただお主の勇気がどれほどの物なのか…
そこを見せてもらいたかっただけじゃ。」
A「私の…勇気…？」
祖父「跡を継がぬならそれを向けろ…撃てと
言ったらお主は私を撃つのか…それをどこまで
出来るのか試させてもらったのだ。」
A「なんでそんなことっ…」
祖父「本当に跡継ぎになりたくなければ
嫌でも私を撃つと思ったからの？笑
それなのにお主は私ではなく自分に向けた…」
A「だって…初めて会ったにしろ…
あなたは私のおじいちゃんだから…」
祖父「バカ息子…いい子に育てたな…。」
父「……親父っ…？」
祖父「お主は跡継ぎにならなくてよい。
自分のしたいように生きていきなさい。」
A「いいの…？」
祖父「ただし…よその金持ちと結婚して
そこの跡を継いだら…本気でお主を撃つぞ？」
A「えっ…汗」
祖父「それでもよその家を継ぎたいと言うなら
私が納得するような男を連れてこいっ！」
父「親父っ！汗」
祖父「次は笑顔で私に会いに来なさい。笑
孫がどう過ごしてきたのか聞きたいからの。笑」
A「……ありがとうございます…」
祖父「……行くぞバカ息子…お前には山ほどの
仕事が待っておるからな？ 片付けてもらうぞ。」
父「待てよ親父っ！汗」
父やおじいちゃんも…私には何も言わず
風のように去って行ってしまった…。
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RIN29111397(プロフ) - 照史くんがいいです！ (2020年8月2日 15時) (
レス) id: 07a6ed2f8b (このIDを非表示/違反報告)
March(プロフ) - 照史くんが良いです！！ 大きな身体で守りぬいて欲しいです！！ (2019年10月31日 6時) (レス) id: 16d6128e62 (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - 楽しくお話読ませてもらってます。照史くんとくっつくお話少ないですし、照史くんとくっついてほしいです! (2019年10月31日 2時) (レス) id: e8c11b4442 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - くっつくのは神ちゃんがいいです！ (2019年10月24日 21時) (レス) id: 3b040609eb (このIDを非表示/違反報告)
ののか - くっつくのは中間淳太くんか重岡大毅くんがいいです!! (2019年10月23日 17時) (レス) id: 4a425055cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RainboWEST | 作成日時：2019年9月24日 1時
