今日:17 hit、昨日:6 hit、合計:43,546 hit
小|中|大
3 ページ40
潤 side
和「これから1時間目の国語の授業を始めます^^」という和也先生の一言で始まった1時間目。
答えが1つしかない算数は得意だけど、答えや考え方が複数ある国語が苦手な翔くんは
翔「分かんないっ!」って早速席を立って教室の中を走りはじめて
雅「翔くん!先生と一緒に考えよ?」
「何回でも教えてあげるから!」って宥めながら捕まえるのに精一杯。
和也先生が付きっきりの智くんも『作者の気持ち』を考えるのが苦手で
和「智くん。これを書いた人はどんな気持ちだと思う?」って聞かれても答えられず
智「ん〜ん...」と今日も首を横に振っていた。
結局今日やる内容の半分ぐらいしか出来ず、終わりのチャイムが鳴る頃にはみんなヘトヘト。
それでも
翔「潤先生、教えてくれてありがと!」って言ってくれた翔くんの笑顔に、俺の疲れは吹っ飛んでいた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
45人がお気に入り
45人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みのり | 作成日時:2016年10月10日 18時