今日:8 hit、昨日:6 hit、合計:43,537 hit
小｜中｜大
２ ページ26
「どしたの？何かあった？」って言っても
智「んっ...ん〜んっ...」と言いながら首を横に振るだけ。
雅「お話聞きたいから、職員室行こっか＾＾」と助け船を出してくれた雅紀先生は、そのまま智くんの手を繋いでゆっくり職員室へと連れていった。
後を追って職員室に入ると、すぐに気付いた和也先生が駆け寄ってきて
和「智くん、どうしたの？」って同じ目線で話し始めた。
だけど何も話してくれない智くんを見て
和「じゃあ、お母さんにお電話してもいいかな？」って問いかけた...その時
智「いやぁぁぁ〜！！」って俺たちでも初めて聞く叫び声を上げて職員室から逃げようとしたんだ。
扉の近くにいた俺は
「ちょっ、智くんっ！」とすぐその身体を受け止めたけど
智「いやぁぁぁ〜！！」って更に腕の中でもがいて大声を上げ続ける智くん...
俺はその見たこともない姿に、少し動揺してしまっていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 45人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みのり | 作成日時：2016年10月10日 18時
