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星劇23 ページ26
虎石が心を開いてくれて、数日がたった。
申「あれ？」
虎「どうした？申渡。」
申「いえ、辰己の姿がまた見えなくて…」
すると、キョロキョロと見回す。
戌「散歩にいったんじゃない？」
卯「それは、戌峰君でしょ？」
呆れた顔で、戌峰を見つめる。
虎「でも、最近。辰己､どっかに行くな」
申「一言あってもいいんですけどね…。勝手に何処かに行くって事は、今まで、無かった気がします」
卯「ちょっと心配だね…。じゃあ、手分けして、探す？」
虎「そうだな！」
申「いいんですか？これから、特訓する筈だったのに…」
ちょっと申し訳ない気持ちになりながら、聞く。
虎「チーム全員が強くなんねぇと、意味無いだろう？特訓は逃げねぇし。」
戌「すっかり、心開いてんね！孤高の虎って言われた虎石が！」
卯「へぇ…。孤高の虎ね(ニヤニヤ」
申「凄いカッコいいですね！私もそんな二つ名が欲しいです！」
虎「それはどうでもいいだろ！ほら、辰己の奴を探すぞ！」
全ー虎以外「「「はーい」」」
爺「まだ、暁の巫女の血の所有者は手に入らないのかね！」
？？「ちょっと、待って下さいよ。俺的には、焦ると、作戦失敗すると思いますけど？…ね、お前もそう思うよね？」
銀髪の少年が話し掛ける。
辰「ええ、俺もそう思います……」
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作者名：霜天睦花 | 作成日時：2019年6月11日 13時
