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私の言葉に、4人はさらに激昂した。

もう怒っていることが、半径5メートルにまで伝わる。

周りの皆まで、この光景を見て固まっている。

そんな雰囲気の中、油森くんはオドオドしながら止めようとしてる。


…髪の毛を青く染めて束ねている男の子。

まだ、離してくれないんだね。


私は、パシッと音がするくらいの大きな音を出して手を払い退けた。

案の定、痛そうな顔。

それでも、隠そうとして鋭い目で私を睨み付けている。


車椅子の中から、湿布を出し、その男の子に投げつけた。

…ナイスキャッチ。


A「…あなた達は、私達の模範的先輩・後輩なんです。

  ちゃんとして下さい!

  油森くん、早く」

油森「あ、ちょっ…!!」


あまりに進めるのが早かったのか、油森くんは走って来た。

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作者名:LongMine | 作成日時:2015年4月4日 0時

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