哀しみの学園～我々の学園は『スクールランク』に支配されています。～(イナｇｏ・イナギャラ) (ページ15)

今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:4,263 hit

１３：わたし・・・幸せだってページ15

貴)「みんな、誤解しないで。」

黄)「はなか・・・なの？」

貴)「そうだよ、黄名子(ニコッ」

黄)「うっ、うわぁぁぁぁぁぁぁぁんっ」

ギュッ

貴)「辛い思いさせてごめん、ごめんね」

マ)「う、恨んでんのか・・・俺を。」

貴)「あたしは、いじめられて・・・みんなの困る顔を泣く顔を見たくなくて死んだ。

でもね、あたしは後悔してないの。

黄名子は、私のとても大切な友達なの・・・それがきっかけでいじめられちゃったけれど・・・こんないい子のせいでっていうのが事の発端なら光栄だと思っているしね。

狩屋くん、私はあなたのこと恨んでなんかいないよ・・・安心して。

あたしは、今こう思ってる。

・

＿＿＿＿私、幸せだって。

だから、私のことで争わないで！」

黄)「そんなこと言って・・・ホントは私のこと、恨んでるんじゃない？

・・・目の前にいたのに・・・助けてあげられなかったっ！！！」

貴)「なんで、私が黄名子のこと恨まなきゃなのよ(クスクス
・・・大丈夫、恨んでなんかいないよ・・・むしろ、大好きよ」

黄)「ごめんね、ありがと。」

貴)「お礼を、いうのはこっちの方。

・・・ありがとね、黄名子」

黄)「うん・・・うんっ」

貴)「じゃあ・・・おねぇちゃんに身体返さなきゃ・・・ばいばい黄名子、大好きよ」

・

・

・

＿＿＿＿＿＿＿＿パァァァァァァァァァァ