哀しみの学園～我々の学園は『スクールランク』に支配されています。～(イナｇｏ・イナギャラ) (ページ11)

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９：なんで？ページ11

狩)「なんで・・・俺なの？」

貴)「なんで俺なの・・・か。
そんなことも分かんないなんて！！」

輝)「・・・どうしたら(ボソッ」

貴)「やっていいんだよ・・・？輝くん？
だって、憎いでしょう？・・・・コイツのこと。」

輝)「で、でも・・・。」

狩)「やらないよな・・・？」

輝)「・・・ムカつく(ボソッ」

ベシャ・・・ベシャッッ・・・。

狩)「な、んで」

輝)「いつも、みんなのこといじめるくせに、お前だけ許してもらえるとか思うんじゃねーよっ！」

狩)「いじめてなんかない！俺たちは教育してるだけ・・・。」

輝)「同い年のお前に教わることなんかねーよ！」

ベシャ・・・。

狩)「・・・。」

貴)「ふふっ、そろそろやめにしてあげて？」

影山のモップを持つ手を受け止めて笑った。

輝)「そろそろ、反省したんじゃないかな・・？ねぇ剣城くん、狩屋くん？(ニヤッ」

剣・狩)「コクン」

貴)「ふふっ、黄名子行きましょう？
あっ、狩屋くん？剣城くん？頭にほこりがかぶっているわwww」

「本当に、みずほらしい」

ガラッ・・・カッカッ