検索窓
今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:158,966 hit

本当の彼女 ページ34

ふと、電話が鳴った。

キュヒョン君の手を離して、通話ボタンを押す。


「…もしもし」

「えっと…どうしても言わないといけない事があるんだ。Aんち近くの公園で待ってるから!」


それだけ言って、一方的に切られた電話をじっと見つめる。


「ヒョクチェ君…」


名前を口に出すと、もう止まらなかった。

会いたい、行かなくちゃ、と走りだしそうになる。


でも、キュヒョン君に腕を掴まれてしまった。

「ミナは、俺の彼女です」

キュヒョン君の手は、電話をしてる間にすっかり冷たくなっていた。


―――しばらくして、キュヒョン君が言った。


「フリ、じゃなくて…先輩、俺の彼女になってくれませんか?」


なんとなくは気付いていた。

でも、やっぱり気持ちに応えることはできないよ。


「…ごめんなさい」

「ヒョクチェ先輩、ですか」

「うん」

「それなら、俺とミナが付き合ってるって言うのも、終わりにしましょう?^^」


寂しげな問いかけにちいさくうなづきながら、ヒチョルさんの言葉が浮かんだ。


『ヒョクチェのことが好きなんだと思ってたぞ』


…なんで本人は、まったくきづいてくれないんだ!


ほとんど逆ギレのような照れ隠しの怒りを原動力に

ヒョクチェ君のもとへ走った。

みょるち!→←魚と希様



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (176 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
200人がお気に入り
設定タグ:SuperJunior , ウニョク , ヒョクチェ   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

くまこ(プロフ) - qooさん» ありがとうございます〜!面白い、というコメントは本当に嬉しく、元気が出ますね?また読みに来てもらえたら嬉しいです^^♪ (2012年11月22日 0時) (レス) id: 8efeb42c0a (このIDを非表示/違反報告)
くまこ(プロフ) - taemhanさん» コメントありがとうございました^^最後の方、更新が遅くなったり書いたり消したりと、ちょっと焦らしてしまったようで反省しております…続き、楽しく呼んでいただけたのなら作者も嬉しいです! (2012年11月22日 0時) (レス) id: 8efeb42c0a (このIDを非表示/違反報告)
くまこ(プロフ) - hitotinnnさん» いやあ、鈍感なヒョクも、さいごは良い男になれました…かな?(笑)コメントありがとうございました^^ (2012年11月22日 0時) (レス) id: 8efeb42c0a (このIDを非表示/違反報告)
くまこ(プロフ) - トゥントゥイ。さん» 面白いなんて、本当にありがとうございます!!><完結前で行き詰ってたとき、とても励みになりました〜^^ありがとうございました! (2012年11月22日 0時) (レス) id: 8efeb42c0a (このIDを非表示/違反報告)
くまこ(プロフ) - えええさん» 更新、コメントをいただいたりして励みにしながらどうにか完結させることができました!コメントありがとうございました!! (2012年11月22日 0時) (レス) id: 8efeb42c0a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:くまこ | 作成日時:2012年11月7日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。