悪魔 ページ24
「ヒョン、まだ待ち合わせには早い…」
「ミナとか言うお前の可愛い彼女は、彼氏の呼び出しにも来てくれないのか?なあ、イ・ヒョクチェ?」
ちょっとしゃがれた、ガラの悪そうな声の人に
いじられている…というより、いじめられてるヒョクチェ君がいた。
まさか、ここにいるなんて。
「あっひゃ、まあまあ、ヒチョル」
「ヒョクを虐めちゃだめですよ?ふふ」
他に、2人いるみたいだ。
言葉はヒョクチェ君をかばうようだけど、明らかにおかしそうに笑っている。
「まあいい、飯食ったらさっさと連れてこいよ」
「ヒョクチェ、本当に連れて来れるの?」
「ねえ、無理しなくていいんだよ?」
ちら、と盗み見ると、女性みたいに綺麗な顔をした人がいた。
私のお母さんの若いころに、少し似てるかもしれない、そんな顔だ。
その人がヒョクチェ君の肩に手をまわして、
意地悪なことを言っているみたいだった。
『悪魔』
彼が言ってたのは、この人のことかもしれない。
会話はどんどんエスカレートしてって
あまりにもひどい内容に、オムライスがなかなか喉を通らない。
反対側に座っていた二人にも、その会話は聞こえている。
ヒョクチェ君がいることにも気付いたみたいで
私たちのテーブルはそれはもう、お葬式のようになっていた。
200人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SuperJunior」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くまこ(プロフ) - qooさん» ありがとうございます〜!面白い、というコメントは本当に嬉しく、元気が出ますね?また読みに来てもらえたら嬉しいです^^♪ (2012年11月22日 0時) (レス) id: 8efeb42c0a (このIDを非表示/違反報告)
くまこ(プロフ) - taemhanさん» コメントありがとうございました^^最後の方、更新が遅くなったり書いたり消したりと、ちょっと焦らしてしまったようで反省しております…続き、楽しく呼んでいただけたのなら作者も嬉しいです! (2012年11月22日 0時) (レス) id: 8efeb42c0a (このIDを非表示/違反報告)
くまこ(プロフ) - hitotinnnさん» いやあ、鈍感なヒョクも、さいごは良い男になれました…かな?(笑)コメントありがとうございました^^ (2012年11月22日 0時) (レス) id: 8efeb42c0a (このIDを非表示/違反報告)
くまこ(プロフ) - トゥントゥイ。さん» 面白いなんて、本当にありがとうございます!!><完結前で行き詰ってたとき、とても励みになりました〜^^ありがとうございました! (2012年11月22日 0時) (レス) id: 8efeb42c0a (このIDを非表示/違反報告)
くまこ(プロフ) - えええさん» 更新、コメントをいただいたりして励みにしながらどうにか完結させることができました!コメントありがとうございました!! (2012年11月22日 0時) (レス) id: 8efeb42c0a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:くまこ | 作成日時:2012年11月7日 2時