ギュペン ページ21
どうも、あの女子たちは2年生で、
キュヒョン君に想いを寄せる恋する集団なのらしい。
図書館で話したり、一度一緒に帰ったくらいで呼び出されるなんて
たまったもんじゃないと、私は内心、憤慨した。
「明日から、私は一体どうしたらいいんだ!」
「素顔で来ちゃえばいいと思いますよ?」
「それだけは、ダメだ!」
私はもう、人を信用できないんだと思った。
外見が違うだけで、手のひらを返すように態度が変わるのは目に見えていた。
そんなことない、と言われても
今の私には到底考えられないことだった。
「A大丈夫か?!」
急に保健室に現れたヒョクチェ君の面白い顔に、心がなごむ。
その後ろには、ユンジェとヨジンのほかに、
ドンへ君と、クラスの女子が数人立っていた。
「こいつらも心配して、ほら、鞄」
その声に、スッと立ちあがったキュヒョン君の身長は、
ヒョクチェ君よりはるかに高く見えた。
「…先輩、あとで助けたお礼、してもらいますからね?」
にやりと笑って保健室を出ていくその頬や手には、小さな傷があった。
「あ、ありがとう!」
慌ててお礼を言ったのと同時に、扉が閉まった。
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くまこ(プロフ) - qooさん» ありがとうございます〜!面白い、というコメントは本当に嬉しく、元気が出ますね?また読みに来てもらえたら嬉しいです^^♪ (2012年11月22日 0時) (レス) id: 8efeb42c0a (このIDを非表示/違反報告)
くまこ(プロフ) - taemhanさん» コメントありがとうございました^^最後の方、更新が遅くなったり書いたり消したりと、ちょっと焦らしてしまったようで反省しております…続き、楽しく呼んでいただけたのなら作者も嬉しいです! (2012年11月22日 0時) (レス) id: 8efeb42c0a (このIDを非表示/違反報告)
くまこ(プロフ) - hitotinnnさん» いやあ、鈍感なヒョクも、さいごは良い男になれました…かな?(笑)コメントありがとうございました^^ (2012年11月22日 0時) (レス) id: 8efeb42c0a (このIDを非表示/違反報告)
くまこ(プロフ) - トゥントゥイ。さん» 面白いなんて、本当にありがとうございます!!><完結前で行き詰ってたとき、とても励みになりました〜^^ありがとうございました! (2012年11月22日 0時) (レス) id: 8efeb42c0a (このIDを非表示/違反報告)
くまこ(プロフ) - えええさん» 更新、コメントをいただいたりして励みにしながらどうにか完結させることができました!コメントありがとうございました!! (2012年11月22日 0時) (レス) id: 8efeb42c0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くまこ | 作成日時:2012年11月7日 2時