第67話：天竜姫の停泊 ページ31
A「ヴァギュリア市国潜入に
あたって、何処か陸地を拠点にするべきだと
思う。ペリカ、さっきのサーチ中にそれらしい
場所は無かったかい？」
ペリカ「ああ、そいやさっき途中に国から５０km
ぐらい離れたトコにちっせェ島があったなあ……
そんで……」
A「？」
ペリカ「なんか熱？出てんのかゼェハァ言ってる
バアさんの声がしたけどよォ………」
ザザ………ゴゥン……！！
轟音を響かせ、ポーラータング号は話に上がった
島に到着した。ロー、A、ペンギン、と次々と
船員達が上陸していく。
辺りを見渡すと自然が多く、人が少ない様子だった。
？？「だっ……誰だお前達は！！」
A「！」
？？「何をしに来た………ここには
病気の年寄りしかおらん！！」
A「！ペリカの言った通りだ……お爺さん、
落ち着いてくれ。僕達は敵じゃない！医者を連れてきた！」
？？「医者だと……！？こんな島に医者など来る訳が
無かろう！嘘をつくんじゃない！！」
ロー「医者はおれだ」
？？「なんだと……！？」
ロー「病人は何処だ、診せてみろ」
「奇跡………奇跡じゃ……！」
「もう駄目かと思ってた………」
「まだ生きられる！」
島に唯一ある集落に居た住人達は皆年老いており、
あらゆる病気や怪我で衰弱しきっていた。
そこにやって来たローや船員達の適切な治療・処置によって
回復の兆しが見えた事で、現在彼らは泣かれながら感謝されている。
ロー「１週間は絶対安静だ、良いか」
？？「あんた……」
ペンギン「！さっきのジイさんじゃねえか」
？？「わしはこの村の村長のゼンジという。
村の人間を助けてくれて礼を言う……！！
それと先程は済まなかった」
ロー「礼は要らねェ……少しの間で良い、
この島に停泊する許可がほしい」
ゼンジ「それぐらいお安いご用だ」
ロー「………？おい、太陽屋はどうした」
シャチ「ああ、Aちゃんなら自分が力を使ったら
ビビらせるかもしれないから周辺を探索してくるって」
ロー「話はついた。ペリカン屋、それとウミウシ。
探して連れてこい」
ペリカ「おうよォ！新入りボウズ！着いてきなァ！」
ウミウシ「はっ、はい！」
第68話：天竜姫、大樹との語らい→←第66話：天竜姫の敵を潰す為に
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あまね(プロフ) - 続きなかった…どしてなして (10月26日 10時) (
レス) @page49 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
ぶるめ(プロフ) - ベルモットさん» 今後の展開への参考にさせていただきたいです！ありがとうございました！これからも続きますがご一読いただけると嬉しいです！ (2023年1月22日 22時) (レス) id: fc1817ec45 (このIDを非表示/違反報告)
ぶるめ(プロフ) - ベルモットさん» コメントありがとうございます！この話を作ったきっかけがワンピの神（天竜人やエネル等）ろくでもねえな！それを否定する子を作るか！という考えだったんですが、ベルモットさんのお言葉にハッと発見がありました。 (2023年1月22日 22時) (レス) id: fc1817ec45 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 意味合い的な意味ですが、神様も仏教的な意味もあり、外国ではカトリックもありますし、「何を信じるか？」によって高尚なものは生み出されると思います。 (2023年1月22日 15時) (レス) id: 9942db35dc (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 初コメです。夢主が天竜人出身と珍しい設定で斬新さを感じながら読みました。小説内で世界に神はいない。とセリフでありましたが、神が居ないなら創れば良い、変わりに神になってやる。などの価値観構築も出来ると思いました。 (2023年1月22日 15時) (レス) id: 9942db35dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぶるめ | 作成日時：2022年11月21日 19時
