第42話：天竜姫、正座する ページ3
Aがルフィと別れ３ヶ月が経過した。
ある晴れた日。
波も穏やかで辺りには海軍も居なければ
海賊などが襲ってくる雰囲気もない。
まさに文字通り平和と言っても良い今現在、
トラファルガー・ロー率いるハートの海賊団の船である
ポーラータング号の甲板上で、正座させられている者が居た。
ロー「……………太陽屋、おれは船長として基本的に
船員の話には耳を傾けるようにしている」
A「はい……」
ロー「それは一時的とはいえここに留まっているお前も
例外じゃない。何か言い分があるなら今聞く。最も………
こうなるのは３回目だが」
A「えっと……」
ロー「ペンギン、今朝の新聞の一面の見出しを読め」
ペンギン「はい！えー………『”太陽の天竜姫”
またしても襲来、巨人族の闇オークション
収容施設壊滅』……………」
ロー「ここに写っているのはお前で間違いないな？」
A「間違いない、ね………」
ロー「お前のやる事は止めないとは言った、だがそれと
共に何処かに行く場合は事前に言えとも伝えていたよな」
A「言ってたような……」
ロー「朝浮上したと同時に誰にも言わず飛び出し堂々と
新聞の一面を飾ってくるのは………悪いのは何なんだろうな？
おれの言葉を覚えないお前の頭か？それともおれか？」
A「ト、トラファルガー君、決して君の言葉を
軽んじた訳じゃ無いんだ………ただ朝ペリカのテルテルの
力で南西方向から闇オークションの話をキャッチして……」
ロー「それは前もその前も聞いた。お前を馬鹿だとは
思っていないが、こうも繰り返されると学習能力が
ないのかと疑わざるを得ない」
A「すまない……どうしても奴らに関連する
ものだと条件反射で身体が動いてしまって……」
ロー「行くなとは言っていない、事前に伝えろと
言っている。見ろ、お前が何も言わず飛び出した
せいで………ペリカン屋が今度は８等分に
なっちまった」
ペリカ「なんでオイラァ〜〜〜！！！？
オイA！！オマエが毎回飛び出してく度に
オイラこうやってダンナに体バラバラにされてんだぞォ！！」
A「………反省、してまス……」
ペリカ「目がキラキラしてんだよォ！！オマエの
知的好奇心を擽る為になってんじゃねェんだよォ！！」
ロー「はァ………」
ハートの海賊団と合流してからもAは
これまでと変わらず単身で襲撃するのを止めていない。
ここ最近のローの悩みはこれに尽きる。
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あまね(プロフ) - 続きなかった…どしてなして (10月26日 10時) (
レス) @page49 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
ぶるめ(プロフ) - ベルモットさん» 今後の展開への参考にさせていただきたいです！ありがとうございました！これからも続きますがご一読いただけると嬉しいです！ (2023年1月22日 22時) (レス) id: fc1817ec45 (このIDを非表示/違反報告)
ぶるめ(プロフ) - ベルモットさん» コメントありがとうございます！この話を作ったきっかけがワンピの神（天竜人やエネル等）ろくでもねえな！それを否定する子を作るか！という考えだったんですが、ベルモットさんのお言葉にハッと発見がありました。 (2023年1月22日 22時) (レス) id: fc1817ec45 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 意味合い的な意味ですが、神様も仏教的な意味もあり、外国ではカトリックもありますし、「何を信じるか？」によって高尚なものは生み出されると思います。 (2023年1月22日 15時) (レス) id: 9942db35dc (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 初コメです。夢主が天竜人出身と珍しい設定で斬新さを感じながら読みました。小説内で世界に神はいない。とセリフでありましたが、神が居ないなら創れば良い、変わりに神になってやる。などの価値観構築も出来ると思いました。 (2023年1月22日 15時) (レス) id: 9942db35dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぶるめ | 作成日時：2022年11月21日 19時
