第54話：天竜姫の背負う覚悟 ページ15
１１人の超新星と呼ばれる億超え
ルーキー達の中でも特に遭遇したくないのは
ユースタス・キャプテン・キッドだろう。
短気で凶悪、まさに海賊を体現するその男に
目を付けられようものならまず間違いなく
無事では済まない。
それが普通のはず、なのだが………。
A「これは………恐竜の頭の骨格がモチーフか？
凄いな、トラファルガー君達の船とはまた違う構造に
なっている………この船の構造や造形は君が考えたのか？」
キラー「………キッド、何故太陽の天竜姫がここに居る？」
キッド「たまたま居たから連れてきただけだ。だが
ここまで警戒心がないのもな……」
突然やって来たとんでもない大物にキッド海賊団は遠巻きに
見守り、その当事者のAはというと目をきらっきらに
輝かせ海賊船ヴィクトリアパンク号を観察していた。
A「？だって君は僕に攻撃を仕掛ける理由が無い
だろう？君は政府の情報に踊らされるような馬鹿には
見えないからね」
キッド「！」
A「それに僕の相棒がそろそろ来る筈だから、
それまでこの船を見せてくれないか？あと、この船を
造ったのは誰だ？その人物から話を聞きたい」
キラー「太陽の天竜姫……想像とは少し違うな」
A「できればその呼び方は辞めてほしいな。
今僕はソレイヤード・Aと名乗っている」
キッド「ソレイヤード、ねェ………テメェ、ソイツが
誰だか知って名乗ってんのか」
A「！君はツタンカムを知っているのか！？」
キッド「おれは南の海出身だ。同郷ならソレイヤード・
ツタンカムの名を知らねェ奴はいねェ………
王下七武海入りする前に付いてた懸賞金は１０億
6000万ベリーだ」
A「１０億……！！」
キッド「ソイツの名を名乗る覚悟がテメェにあんのか？」
A「………海賊としての覚悟というなら僕にはない」
キッド「！」
A「僕は海賊でも無ければ英雄でもない。
ツタンカムのような人間には僕はなれない………だけど
僕には責任がある」
キッド「責任だァ？」
A「ツタンカムの人生と故郷を奪った責任だ」
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あまね(プロフ) - 続きなかった…どしてなして (10月26日 10時) (
レス) @page49 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
ぶるめ(プロフ) - ベルモットさん» 今後の展開への参考にさせていただきたいです！ありがとうございました！これからも続きますがご一読いただけると嬉しいです！ (2023年1月22日 22時) (レス) id: fc1817ec45 (このIDを非表示/違反報告)
ぶるめ(プロフ) - ベルモットさん» コメントありがとうございます！この話を作ったきっかけがワンピの神（天竜人やエネル等）ろくでもねえな！それを否定する子を作るか！という考えだったんですが、ベルモットさんのお言葉にハッと発見がありました。 (2023年1月22日 22時) (レス) id: fc1817ec45 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 意味合い的な意味ですが、神様も仏教的な意味もあり、外国ではカトリックもありますし、「何を信じるか？」によって高尚なものは生み出されると思います。 (2023年1月22日 15時) (レス) id: 9942db35dc (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 初コメです。夢主が天竜人出身と珍しい設定で斬新さを感じながら読みました。小説内で世界に神はいない。とセリフでありましたが、神が居ないなら創れば良い、変わりに神になってやる。などの価値観構築も出来ると思いました。 (2023年1月22日 15時) (レス) id: 9942db35dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぶるめ | 作成日時：2022年11月21日 19時
