第53話：天竜姫、赤との邂逅 ページ14
背後から突然話し掛けられたので
振り向くと、そこには優に２ｍはあるであろう
大男が立っていた。
眉毛がなく凶悪な人相、パッと目を引く赤髪と
赤いボリュームのあるコートが特徴的で、
一度見掛ければまず忘れる事はない見た目をしている。
そしてこの男は現在懸賞金３億1500万ベリー、億超え
ルーキーとして名高い超新星と呼ばれる海賊の内の１人
なのだが、それはAの預かり知らぬ所だった。
A「………誰なんだ君は。僕に何か用があるのかい？
悪いが僕は現在相棒とはぐれてしまってすぐに
戻らなくてはいけない。また今度機会があったら
話し掛けてくれ」
？？「……………待てコラ」
ガシッと大きな右手で頭を掴まれる。そこが丁度縫い傷の
ある場所で若干の痛みが走り、また帽子が取れるのでは
無いかという焦りも起こった。
A「ッ………何なんだ、急いでいると
言っているだろう！」
？？「その服、トラファルガーとこのだな？さっきの
覇気と言い手首を焼いたのと言いてめェ、
只の船員じゃねェだろ」
A「！」
？？「極め付けはジジイの傷を治した所だな。こんな島で
何してやがる？……太陽の天竜姫サマよォ」
A「………あ。君よく見たら……ルフィ君と
トラファルガー君と一緒にシャボンディ諸島に居た男だな！？」
？？「そこまで覚えといて誰だとはどういう了見だコラ」
ペリカ「Aのヤツ………何処まで行ったんだァ？」
ペンギン「おいペリカン、お前の力でちゃっちゃと
見つけらんねえのかよ？」
ペリカ「今やってんだよォ！ただAが声を
発してないとこっちから探知はできねェんだ」
シャチ「肝心な所で役に立たねえなあ」
ペリカ「んだとォ！見てろ、あと５秒以内に発見
してやらァ！」
ロー「この辺りも居ない……」
店主「ああ、あんた達と似てる服を着た男の子が
さっきここに来たぞ」
ロー「！」
ペンギン「ほんとかジイさん！」
シャチ「何処行ったとか分かるか！？」
孫「うん、あっちに歩いていったけど途中で赤い大きな
もこもこのお兄ちゃんと一緒に南の方に行ったよ」
３人「「「は？」」」
ロー「赤い大きな………まさか……」
第54話：天竜姫の背負う覚悟→←第52話：『ない』を破るのが天竜姫
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あまね(プロフ) - 続きなかった…どしてなして (10月26日 10時) (
レス) @page49 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
ぶるめ(プロフ) - ベルモットさん» 今後の展開への参考にさせていただきたいです！ありがとうございました！これからも続きますがご一読いただけると嬉しいです！ (2023年1月22日 22時) (レス) id: fc1817ec45 (このIDを非表示/違反報告)
ぶるめ(プロフ) - ベルモットさん» コメントありがとうございます！この話を作ったきっかけがワンピの神（天竜人やエネル等）ろくでもねえな！それを否定する子を作るか！という考えだったんですが、ベルモットさんのお言葉にハッと発見がありました。 (2023年1月22日 22時) (レス) id: fc1817ec45 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 意味合い的な意味ですが、神様も仏教的な意味もあり、外国ではカトリックもありますし、「何を信じるか？」によって高尚なものは生み出されると思います。 (2023年1月22日 15時) (レス) id: 9942db35dc (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 初コメです。夢主が天竜人出身と珍しい設定で斬新さを感じながら読みました。小説内で世界に神はいない。とセリフでありましたが、神が居ないなら創れば良い、変わりに神になってやる。などの価値観構築も出来ると思いました。 (2023年1月22日 15時) (レス) id: 9942db35dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぶるめ | 作成日時：2022年11月21日 19時
