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午後から休暇をもらったわたしは、真っ直ぐ家に帰らず、ショッピングをする為に街へ出た。
たまには人々の喧騒に紛れ、立ち並ぶ大きなビル群の影になり、そして心ときめく物を沢山買って、ストレスを発散したいからだ。
芸能界に身を置く者の非日常を、穏やかな一時を。
練習室を出てすぐ、タクシーを拾うからとメンバーの輪から抜け出したわたしにいち早く声を掛けてきたのはジョングクだった。
JK｢Aヌナ！俺も一緒に行きます！｣
｢本当？疲れてるんじゃないの、大丈夫？｣
JK｢疲れてません。それにAヌナ1人じゃ心配ですから」
わたしより6歳も年下なのに、まるで母親のようなことを言うジョングク。
しっかりと繋がれた手はとても大きくて、がっちりとした身体つきとその安定感は立派な成人男性だが、見上げた顔はまだ少しあどけない。
拗ねたような表情も、少し高めの透き通る声も、人一倍強い独占欲や末っ子特有の奔放さも、全てが可愛らしくて、本当は1人で楽しみたかったショッピングだが、ついてきてもらうことにした。
JK｢ヌナ、キャップしっかり被って。マスクはもっと上まで上げて下さい｣
｢ん、ありがとう。ジョングガこそ目立つんだからしっかりフード被って隠してね｣
JK｢Aヌナが目立つんだから隣にいれば誰だって目立っちゃいますよ...｣
｢消せないオーラがあるわよね｣
JK｢わー、それジンヒョンみたい｣
早く早くと急かすジョングクに押し込まれるようにしてタクシーに乗り込む。
2人きりですね、と嬉しそうに笑うので、つられてわたしも笑顔になる。
繋がれた手は温かくて、その筋張った大きな手はわたしをとても安心させてくれた。
わたしの髪先を弄んだり、頬に触れたり、何かと絡みついてくるジョングクは、本当に嬉しそうで可愛い。
タクシーの運転手さんがわたし達の仲の良さをルームミラー越しに見て恥ずかしそうに目を逸らすのを、ジョングクはからかうように教えてくれる。
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Yue.(プロフ) - 彩夏さん» 彩夏さま とても嬉しいコメントありがとうございます(^^)ますます創作意欲が湧いてまいりました。another storiesの鍵につきましては、大変お手数お掛け致しますが、私のプロフィールからメッセージを送って頂きますよう宜しくお願い致します(^^)お待ち致しております！ (2020年5月19日 17時) (
レス) id: 596b1e2190 (このIDを非表示/違反報告)
彩夏(プロフ) - このお話がとても大好きです、！！！！更新されるたびにすぐに読んでしまいます笑頑張ってください！応援してます！質問なのですが鍵がかかってるお話を読むことは不可能でしょうか、、？ (2020年5月19日 14時) (レス) id: e9b42be320 (このIDを非表示/違反報告)
Yue.(プロフ) - rmさん» rm様 コメントありがとうございます！そう言って下さるrm様がわたしも大好きです！！ (2020年5月13日 12時) (レス) id: bc65101879 (このIDを非表示/違反報告)
rm(プロフ) - 大好きです！！！ (2020年5月13日 12時) (レス) id: 141527778b (このIDを非表示/違反報告)
Yue.(プロフ) - チロルさん» わーお久しぶりです(^^)コメントありがとうございます、嬉しいです！お待たせしてしまいまして申し訳ありません！また徐々に更新してまいりますので宜しくお願い致します(*^^*ゞ (2020年5月2日 9時) (レス) id: 596b1e2190 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yue. | 作成日時：2020年4月1日 11時
