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頭を上げると、にやりと笑うテヒョン。
掴みどころのない彼の、言いたいことが何となく理解出来た。
彼は、独特な感性を持つ自分の世界で生きている為に、人はその魅力に強烈に惹かれつつも、それを理解するのに苦労するが、わたしには分かる。
不思議な感性を持つが故に、本来ならば気付かないことを時に正確に当てることが出来るテヒョン。
その能力は、わたしに発揮されることが多いのも良く分かっている。
真っ直ぐわたしを見つめるその眼差しに、胸の鼓動が僅かに早く鳴るのを感じた。
TH「俺たちを裏切ったらダメですよ。俺たちを悲しませたり傷付けたりしたらダメですよ」
「そんなことしないわ」
TH「不可抗力でもダメってことです」
テヒョンの言う通り、メンバーを傷付けることなんてしたくない。
が、不可抗力があるのがこの世界だ。
先回りをされたようで、わたしはむっと口を噤む。
そうすればテヒョンは、更に嬉しそうに笑った。
「テヒョナ、だんだん性格歪んできてるね」
TH「Aヌナが教えてくれた生き方じゃないですか〜」
「そうよ。だからわたしは、防弾少年団を守る為ならどんなことでもするわ。それがメンバーを悲しませたり傷付けたりしないことだから」
そう言って無表情に彼の胸を押せば、腰に回った手に更に力が入り、彼の頭が首元に降りてくる。
ぎゅっと強く抱き締められ、少し呼吸が苦しくなった。
テヒョンは、苦しそうな、悲しそうな声で、分かりましたと告げる。
わたしは、そんな彼の背中に手を回し抱き締め返すことでしか声が出なかった。
TH「それなら！俺は俺なりのやり方でメンバーを守りますよ」
「ん？」
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Yue.(プロフ) - 彩夏さん» 彩夏さま とても嬉しいコメントありがとうございます(^^)ますます創作意欲が湧いてまいりました。another storiesの鍵につきましては、大変お手数お掛け致しますが、私のプロフィールからメッセージを送って頂きますよう宜しくお願い致します(^^)お待ち致しております！ (2020年5月19日 17時) (
レス) id: 596b1e2190 (このIDを非表示/違反報告)
彩夏(プロフ) - このお話がとても大好きです、！！！！更新されるたびにすぐに読んでしまいます笑頑張ってください！応援してます！質問なのですが鍵がかかってるお話を読むことは不可能でしょうか、、？ (2020年5月19日 14時) (レス) id: e9b42be320 (このIDを非表示/違反報告)
Yue.(プロフ) - rmさん» rm様 コメントありがとうございます！そう言って下さるrm様がわたしも大好きです！！ (2020年5月13日 12時) (レス) id: bc65101879 (このIDを非表示/違反報告)
rm(プロフ) - 大好きです！！！ (2020年5月13日 12時) (レス) id: 141527778b (このIDを非表示/違反報告)
Yue.(プロフ) - チロルさん» わーお久しぶりです(^^)コメントありがとうございます、嬉しいです！お待たせしてしまいまして申し訳ありません！また徐々に更新してまいりますので宜しくお願い致します(*^^*ゞ (2020年5月2日 9時) (レス) id: 596b1e2190 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yue. | 作成日時：2020年4月1日 11時
