34.side Jeongguk ページ35
JM「それでね、ものすごくカッコよかったんだよAヌナのお兄さん〜!」
「心配して損した。怖がってると思ったのに」
JM「最初は怖かったですよ!でも、あの、堂々とした振る舞いに、とてつもない存在感!」
男の憧れですよ!!と興奮しながら喋るジミンヒョンを、俺は冷ややかに見ていた。
ただでさえ、Aヌナと2人きりで行動したことが気に入らないのに、お兄さんに会うとは。
TH「ジョングガ顔怖いよ」
つんつんと頬を指すテヒョニヒョンの手を振り払い、手元の携帯に目を落とす。
インターネットで名前を調べると出てくる数々の功績。
どうやら、ジミンヒョンの説明もあながち間違いではなく、Aヌナのお兄さんはとてもつもなくすごい人らしい。
JK「それでヌナの日本滞在中は、お兄さんのスケジュール通りに動くことになったんですか」
「横暴なの」
JN「ツアーにかかるお金のほとんどを出してくれてるって言うし、Aも断れないんだよ」
つまらない、と呟く。
せっかく異国のホテルで2人きりになれる時間があるのに、Aヌナは兄同伴でパーティーやら会合やらに出席するらしい。
相手が実兄といえど、ヌナを独り占めされるのは気に食わない。
JK「知らない男について行っちゃだめですからね」
「もしかしてわたしのこと子供扱いしてるの?可愛いジョングガ〜」
傍に来て頭を撫でるAヌナの身体を引き寄せ、ぎゅっと抱きしめた。
自分でも、子供の嫉妬みたいだなと思うけれど、ヌナのことになると気持ちに抑制が効かないんだ。
JK「何時頃帰ってきますか?」
「クローズが22時だから、遅くても23時にはホテルに着けると思うけど」
テレビ番組の収録が終わってすぐ、Aヌナはパーティーへ行くらしい。
芸能界に力を持つ権力者が集まるらしく、お兄さんがヌナを紹介してくれるとか。
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Yue.(プロフ) - 美玲さん» 2を作りましたので、そちらに随時更新していく予定です(^^)宜しければご覧下さい!コメントありがとうございます(˘ω˘) (2020年4月2日 19時) (レス) id: 596b1e2190 (このIDを非表示/違反報告)
美玲(プロフ) - ヒョンシクさんとの関係がとても気になります!続き楽しみにしています。 (2020年4月1日 23時) (レス) id: 55ebdcbd41 (このIDを非表示/違反報告)
Yue.(プロフ) - チロルさん» チロルさん。コメント&お褒めの言葉頂きましてありがとうございます!とても嬉しいです!拙い文章で申し訳ないのですが、頑張りますので今後とも是非宜しくお願い致します。頑張ります(^^) (2020年3月21日 20時) (レス) id: bc65101879 (このIDを非表示/違反報告)
チロル(プロフ) - 凄く面白いし読みやすいです!更新楽しみにしてます! (2020年3月21日 19時) (レス) id: 2cd5a2bb9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Yue. | 作成日時:2020年3月16日 23時