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海人side
廉が2つのレジの間で、ホットスナックとかを取ってくれたおかげでスムーズだった
大量の客を捌き終え、また売り場はガラガラになる
よしっ、春野さんと話せる！
とはいうものの、さっきのをぶり返すのもなんか気まずい。
なんと声をかけようか…
そんなことを考えながらぼーっとしてると、廉が来た。掃除終わったのかな？
「れぇん、掃除ありがとー」
永瀬「はいよー。そういえば海人そろそろ時間やない？」
「あ、ほんとだ」
レジの時計は14:57を示している
俺の今日のシフトは15:00まで
シフト交代前の仕事であるごみ捨てを行い、帰る準備をしていると、春野さんが「ごみ、ありがとうございます」って言ってくれた。
よかった。嫌われてはないみたい
「お疲れ様でーす」
バックヤードで着替えを終えレジの前を通ってあいさつをする
永瀬「おつかれぇ」
A「お疲れ様です」
A「あんた！よくも私の仕事を奪ってくれたね！」
永瀬「ええやん、暇できたんやから」
A「だいたいねぇ！！」
レジを通り過ぎると聞こえてきた会話。楽しそうだな。春野さん。
廉とはあんな風に話すんだ…
嫌われてはない……と思う
けど、
なんか、好かれてもない……気がする
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作者名：ぺとり | 作成日時：2024年3月26日 22時
