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Aside
「あっきー！！！！！！」
あ「おーおー、なんだい？デートに誘われたばかりのAちゃん」
「聞いてたなら話が早い！どうするべき？」
あ「いや、わたし？Aは？行きたいの？行きたくないの？」
「んんん、、半々くらい……そーだ！あっきーも来てよ！永瀬も誘って4人でとかどう！？」
あ「いや。誘われたのあなただけね。かいちゃん可哀想でしょ？そんなおまけ2体に着いてこられたら」
「な、なんで？」
あ「かいちゃんはAだけを誘ったんだよ。Aと2人で遊びたいってことだよ。それを踏まえてAはどう思う？」
「どう思うって……」
あ「……あんた、かいちゃんのこと好きでしょ」
「な、な、な！なぜ！そう思うんだい！？」
あっきーエスパー？
私が海人くんを好きになって初めて会ったよね？？え、こわい
あ「やっぱりなぁ、見てたら分かるよ。さっき私とかいちゃん話してるとき見てたでしょ？こっち」
「見てた……気がする……」
まさか、それだけで？
あ「あの目はね…恋する乙女の目だね…」
すごすぎない！？
「私の負の感情、見透かされてたのか……。ごめんね。あっきーに嫌な気持ち抱いて…」
あ「なんで謝るんだい？恋する乙女にヤキモチは必須だよ？その気持ちが自分を可愛くしてくれるんだから」
「あっきー…」
姉御すぎるあっきーの言葉に泣きそうになる
あ「あー、はいはい、泣かないの。好き、なんだよね？」
「うん……すき」
改めて言うと恥ずかしい
あ「だったら行くべきだと思うけどな〜わたしは」
「で、でも、傷つくの、こわい……私だけが好きなんだって、改めて突きつけられるの」
あ「じゃあ、その可能性があるってだけで、このままの距離を保っていくつもり？恋に臆病になるなっ、私を見てみなさい！何度失恋を経験していることか！それでも今の彼氏が出来た時には積極的に行ったよ？怖かったけど私を好きになって欲しかったからね」
あっきーは恋愛上級者。彼氏もいるし、すっごいいい関係を築いてる。
言葉の重みが違う
あ「かいちゃんに、好きになって欲しいんでしょ？」
「なって……ほしい」
あ「じゃあ決まりだね。好きになってもらうには、デートなんてチャンス願ってもないよ？行っといで！それで傷ついたなら、私が慰めてやる！」
あっきー……
すき
そうだよね、逃げてばっかじゃダメだよね
海人くんは、私の全てを知った上で私を好きになってくれるのかな…
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作者名：ぺとり | 作成日時：2024年3月26日 22時
