恋愛相談 ページ19
Aside
---大学にて
※なっちゃん…Aの友だち。大学に入ってから知り合った。(以下:な)
な「あー、今日もバイトだわ。聞いて？今日で6連勤目」
なっちゃんがヘロヘロな顔して言ってる
一体どうなのだろうかそのバイト先は
「それ、やばいんじゃないの？」
な「やばいかも。でも大学生なんてだれでも、こんなもんっしょ。うち人足りないんだもん〜。Aもどう？」
「なっちゃん居酒屋だっけ？無理無理私飲食やったことないもん」
な「だよねぇ…しかも私に毎日こんな愚痴聞かせられてりゃやりたいわけないよねぇ…」
「よく分かってんじゃん」
な「あーーー、せめてバ先にモチベとなるようなイケメンのバイト仲間かお客さん、いないかなーーー！Aのとこはどうなの？いる？そういう人！」
「えっとーー、」
な「いるんだな！もしかして、付き合ってるとか？」
「んな！わけ！！！！」
な「えー？、じゃあそういうの全然なし〜？ってわけでもなさそうだね、その顔は」
なっちゃんがくふふって笑う
どうやらまた私は顔を赤くしていたらしい
直したいこの反応
な「なになに、どんな人？好きなの？」
「好き…なのか、わかんない。ねぇーなっちゃーん、恋の定義ってなんなんだろ」
な「え、A、恋したことないの？」
「な、ないけど…」
な「初恋！？20歳で！？なにそれ可愛い〜」
「茶化さないでよっ真剣に悩んでるんだからっ」
な「んーー。恋ねぇ…。私の場合はだよ？」
｢うんうん｣
な「私は、その人のことずーっと考えちゃうし…その人が私以外の子と仲良くしてるのを見るとモヤモヤするし…」
｢なるほど｣
な「私は、恋かどうかを判断する時は、その人以外の人に同じこと言われたりされたりしてどう思うかなって、考えるかも！」
「ほーほー。参考になります！」
な「なんか、あるんでしょ？その人に言われたりされたりしたこと！」
「な、なんでわかるの？」
な「恋の始まりはそんなもんなのよ」
綺麗なウィンクだなぁ
な「んで、なにされた？」
なっちゃんには味方になってもらいたいので、洗いざらい今までの海人くんとのことを話すことにした。
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作者名：ぺとり | 作成日時：2024年3月26日 22時
