☆ ページ2
A「汚くてごめんね〜、仕事忙しくてさ。適当なところに座ってて飯作るから。食べられない物とかある？」
甲斐田「と、トマト」
加賀美「納豆が」
不破「....」
剣持「....」
勢いで4人の男を拾ったけど、髪色派手な男と明らかに高校生の男は喋らない。いや喋れないのか？ってかなんであんな所にこの人達居たんだろうか。どっかの女が”ろふまお”とか言ってたけど有名人なのか？
A「無難にパスタでいいか。食えなかったら残していいから」
俺の家は昔親と住んでて広いし、部屋もある。トマトが嫌いって言ってた男は兄貴のであの背のでかい人は父の服、高校生の男のには弟の服、髪色派手な男は俺のでいっか。部屋も余分にあるし。とりあえず大丈夫だろ。
甲斐田「あ、あの」
A「どうした？パスタ食えなかった？」
甲斐田「そ、そうではなくて...その」
A「？」
甲斐田「へ、部屋汚しちゃいました」
A「汚してもいいよ別に元々汚ぇし俺の家。」
そう言って頭を撫でると驚いていた。やべぇ、弟にやる感覚で無意識に頭撫でちまった。頭を撫でた男の方を見ると泣いていた。
甲斐田「っ、すみ、ま、せん。や、やさしく、してもらったのは、じめてだから...な、泣き、泣き止みます。す、すみません」
A「思う存分泣け。此処にきみを責める人いないから。きみらが俺と出会う前どんなことあったのか知らねぇけど俺は前の人達みたいに君らに痛いことしないよ。泣いたところ見たくないなら俺の胸かすし思う存分ないてもいいぞ」
俺がそう言うと、目の前の男は俺の胸で声を殺しながら泣いた。この4人の男達がなんであんな所にしてなんでボロボロなのかは俺には分かんねぇし。話を聞こうとも思わない。きっと辛い目にあったのだろうな。初めて俺を見た時人に凄い怯えてたしな。
甲斐田「っ、すみま、せん。服汚し、ちゃって」
A「いいよ。じゃ、俺飯作ってくるから」
剣持「......」
A「どうした？まだ俺に何か用事？」
剣持「”て、つ、だ、い、ま、す(口パク)”」
A「手伝ってくれんの？」
剣持「(*´-`)(* , ,))こくん」
A「じゃー、手伝ってもらおうかな。」
＿＿＿＿＿＿＿
高校生の子は剣持と名乗った。剣持はほかの３人のことも教えてくれた。トマトが苦手で俺の胸で泣いてたのが甲斐田、背の高い男が加賀美、髪色派手な男が不破と教えてくれた。
剣持と話してる間に飯ができた。
A「ありがとうな」
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作者名：46 | 作成日時：2024年3月10日 14時
