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「まさかこんなに簡単に捕まえられるなんてな、ちょっと有名だからって調子に乗りやがって」
どこからか声が聞こえる。ここは何処だ？他のみんなは.....
「おい、こっちのコーコーセーも目開けたぞ」
この人達は誰？
「よ、コーコーセー君、君のお仲間お探しちゅー？仲間ならほら」
目の前に突き出されたのは甲斐田くん達のボロボロの姿だった。社長とふわっちまで....次は僕の番？
「震えちゃって可愛いな〜、大丈夫。君はコーコーセーだから他の人達みたいにしないよ。....それじゃーまた眠っててね。」
その声と同時に僕は意識をなくした。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ん、？此処は何処だ
あれ？何で僕....
「見てあれ」
みんなに見られてる？
「人が捨てられてるんだけど笑」
「ってかあれってさ」
「だよね！ろふまおじゃん。なんであんなにボロボロなんだろう」
やめて撮らないで...
A「うるせぇんだけど。こちとら、今から仕事場に向かう途中だってのによ、人が捨てられてるからなんだよ。甲高い声でギャーギャー騒ぎやがって失せろや」
「っ、、、す、すいません。行こう」
この人助けてくれたのかな。お礼が言いたくても声が出せない
A「何見てんの？口パクパクさせて、悪いけど俺今食い物持ってないよ。」
ちがうちがうよ。”ありがとう”って言いたいの
A「あ？あー、もしかして俺にお礼言いたい感じ？別に君らを助けたわけじゃないからお礼なんていいよ。あの人達の声がうるさいから注意しただけだし。他の3人もそんな怯えた目で俺の事見なくても俺君らに何もしないよ。じゃーね。」
そう言うと、男の人はどこかに行ってしまった。あの人目の下に凄い隈出来てた。
フラフラ歩いてたし、大丈夫かな。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
寒いな...
今何時かな
A「あ？まだ此処にいたんだ君ら」
朝の男の人が僕達を見てそういった。
A「うち来るか？」
男の人は自分の髪をわしゃわしゃとしながら僕に目線を合わせてそう言った。
他の3人はどうなんだろう
A「君らがここに居たいなら別に俺はこれ以上何も言わないけど、そこの髪の色が派手な人、顔色悪いし風邪とか引いても俺どうする事も出来ないよ。」
甲斐田「着いて行っても迷惑じゃない、ですか？」
A「迷惑じゃないから提案してんだよ。他の人達もたてる？」
この人は..あの人達みたいに殴ったりしないかな。
もう痛いのは嫌だな
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作者名：46 | 作成日時：2024年3月10日 14時
