私の幼馴染 (ページ7)

今日:3 hit、昨日:6 hit、合計:10,203 hit

7 ページ7

BK「だって彼氏もできたことないんでしょ」

そうベクに言われ思い返してみれば
たしかに私は誰かと恋愛をしたことがなかった。

正直セフンはどの男の子よりもかっこいいし、私のことをわかってくれる。

そのせいか他の子を好きになったことはないし、それに私自身も誰かに告白されることはなかった。

だから恋しないことが当たり前だった。

『彼氏か…恋愛とかしてみたいかも』

これは本心。
私も大学生だし、そろそろ恋してみたい。

CY「じゃあ僕なんてどう？
自分で言うのもおかしいけど、世界一楽しませる自信はあるよ」

それに優しいし！なんて付け加えてニコニコ笑うチャニョルくん。

BK「お前はダメだろ！」

そう言いながらベクがチャニョルくんを小突くのをなんでだよ～なんて言いながらもまだ笑顔をのままのチャニョルくんをみて、私はむしろ『この人なら』なんて思ってしまっていた。

『してみたい』

私がそう言うとチャニョルくんよりベクの方が驚いていたけど、「喜んで」そう言いながら笑うチャニョルくんにほんの少しドキッとしている私がいる。

私は少し嬉しくなって目の前にあるお酒を一気に仰いだ。