私の幼馴染 (ページ37)

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私とのことに関してはいつも強気なセフンが
珍しくうじうじしてるのがなんだか面白くて

『なんのこと〜？』
なんて少し意地悪をしてみると
ムッとしながら

SE「俺のなのにムカつく」
っていうから、
結局私の方が負けちゃうんだけど。

『セフンのじゃないし』

私が顔を赤くしながらそういうと
さっきまで俯いてたくせに
ニヤニヤしながらこちらに
少し近づいた。

SE「チャニョルさんにいった？」
クッションを引っ張りながら
私の隣にピタッとくっついて座るセフン。

私はと言うと
『離れて！』なんて言いながら
セフンから少し離れて
『ちゃんと言ったよ』って。

すると突然、
SE「あー、可愛いね」
って言いながら私の手を引いて
腕の中に収めるセフン。

『ちょっとセフン！なにしてんの！』

こんなふうにセフンに抱きしめられるのは
初めてで本気で焦りながら胸を押すけど、
セフンの力は強まるばかりだった。

セフンってこんなに力が強いんだ、、
男の子なんだ、、
なんて当たり前のことを思いながら
気づくと抵抗するのもやめて
セフンの腕の中に静かにおさまっていた。