私の幼馴染 (ページ31)

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［今終わったよ］

チャニョルくんにそう連絡すると、
［裏に車停めて待ってるね］
って返信が来て
私は急いで学校裏へと向かった。

向かう途中でセフンに
［今日チャニョルくん車で来てくれたから
多分お迎え大丈夫です］
とだけ送っておいた。

学校裏に着くと
車は一台しか停まっていなくて
すぐにチャニョルくんだとわかった。

私が助手席の窓をコンコンと叩くと
触っていた携帯から
顔を上げてこちらを見るチャニョルくんは
一瞬で笑顔になって
車の鍵を開けてくれた。

『お待たせしました』

CY「いーえー！
今日は何食べたい気分？」

そう言いながら
暑くない？って車の温度を調節しようと
してくれる所とか
ほんとにチャニョルくんは優しい。

『うーん、パスタ？』

って私が返事すれば
CY「おー！俺もパスタの気分だった！
おいしいところあるからそこにしよー！」

そう言って車を発進させた。

やっぱりチャニョルくんといると面白い。

今日あった出来事を身振り手振りで説明しながら
楽しそうに話してるから
情景が思い浮かんで心の底から笑ってしまう。

チャニョルくんは話し上手だなあ。
セフンはあんまり自分から話したりしないタイプだから
聞き手に回るのはあまりないな。

なんて、無意識にまたセフンのことを思い出していた。

ちょうどそのタイミングで
セフンから
［わかった、帰ったら連絡してね］
というメッセージが届いたから、
わかったとだけ返信しておいた。