私の幼馴染 (ページ18)

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午前の授業も終わり、
今は食堂でご飯を食べているところ。

日替わりランチをいつも頼む私は
苦手な食べ物が入っていると
セフンに食べてもらうのが恒例なんだけど、
今日はにんじんが入ってて
これだけはほんっとーに食べれないから

『セフナ、これ』

って言いながらお皿を近づければ
SE「ん」
と、一言だけ答えて
私のお皿からにんじんを持っていってくれる。

BK「Aはいい加減好き嫌いやめろよな〜」
なんてベッキョンに言われるのはよくあることなんだけど

セフンは
SE「俺が食べるからいいんすよー」
って言いながらにんじんを頬張っていた。

『セフンがいなかったら
いつもちゃんと食べてるよ』

ってベッキョンに言えば
BK「んー、えらいね」
ってちょっと不服そうだけど褒めてくれる。

SE「ヒョン、Aを甘やかさないで」

BK「いやそれはお前だろ」

なんて会話は知らんぷりして
エビフライにかじりついた。

BK「そういえばチャニョルのことなんだけどさ」

ベッキョンはおかずを突きながら突然話し始めた。

BK「あいつ意外と本気っぽいから
Aが嫌だーって思ったりしたら
すぐ言わなきゃダメだよ」

って、優しい口調で言った。

『嫌だーなんて思わないよ、多分』

BK「それならそれでいいんだけどね」

そう言いながら今度はニコニコ笑ってるベッキョンに、
表情がコロコロ変わってかわいーなーなんて呑気に思っていた。

SE「ねえ、何の話してる訳？」

私は手元にあるご飯から目線を上げて
セフンを見るとまたちょっと不機嫌な顔をしてた。